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2008年 07月 20日
7月19日 東京文化会館にて 世界一ゴージャスなバレエ団 (スターダンサーの多さではという意味らしい)アメリカンバレエシアター(ABT)が3年ぶりに日本にやってきました。 観たいのはとにかく ニーナ ニーナ ニーナ! 昨年のグルジア国立バレエ団「ドン・キホーテ」ですっかりニーナ・アナニアシヴィリに魅了されてしまった私。 今回はスペクタクルもの「海賊」で魅せてくれました。 産後明けの昨年よりもニーナの体はぐんと絞られ、舞台上での全身バランスはいいようもなく素晴らしい。 テクニックはもちろんのこと、フッとのばした指先からこぼれ落ちるキラキラ感。 大御所中の大御所なのに、初々しいのはなぜ? 観る人誰もを幸せにしてしまうニーナの魅力。 カーテンコールもリフトにフィッシュダイブとファンサービス満点。 (これまた大好きなロパートキナ様ではまずありえないこと。) ニーナをもっと観たいので、24日昼の追加公演「白鳥の湖」チケットを購入してしまいました。 有給とれるかな?ずる休み? 実は昨年某バレエの海賊を見た際に、かの〇田〇をもってしてもかなり物足りない印象を受けたため、海賊はつまらない演目と思い込んでしました。 が、ABTの海賊は全体を通してコミカルで主役級ダンサーたちのキャラクターもはっきりしたので面白かったです。 世界一ゴージャスなバレエ団ですがコールドバレエは大味、でもロシア勢ほどではないにしろ容姿の整ったダンサーが多かったためか思っていたほど悪くありませんでした。 いろんな意味でアメリカ的 That's Entertainment! ホセ・カレーニョ(アリ)、マルセル・ゴメス(コンラッド)が余裕たっぷりでジャンプやピルエットする姿をみて「あぁ、これは長~い手足と均整の取れた筋肉美、華やかさを兼ね備えたスターダンサーが踊ってはじめて映える演目なんだわぁ」と感じました。 ギュリナーラ役のミスティ・コープランドはランデケムに持ち上げられて「いやだ、いやだ」と抗う場面など、奴隷とは思えないほど強く、その激しさは まさにアメリカ的。 コープランドは身体能力も高くテクニックももちろん優れているのですが、能力が高いがゆえに細部まで気がまわらないのか、足音がうるさいのが気になりました。 そして何かが足りないのです。 それは若さゆえの経験不足からくるものなのかどうかはわかりませんが、 ニーナと並ぶと「姫と侍女」くらい格の違いがありすぎてちょっとかわいそうだった気もします。 やはりABT、世界各国からダンサーが集まっていて、そこがいかにもアメリカ的。 最初のオダリスクでは、大柄で大味なダンサー二人の中に、一人場違いなほどしなやかなポールドブラと丁寧で端正な踊り(つまりワガノワスタイル)、そしてポワントの音が全くしない私好みの華奢なダンサーがいました。 たぶんヴェロニカ・パールト、ワガノワ&マリインスキー出身。納得。 他の二人とはあまりにもスタイルが違うため、まとまりのないパドトロワだったのが残念でしたがw またランケデム(奴隷売買の元締め)役が見たこともないアクロバティックな跳躍回転技を披露し、場内びっくり&拍手喝采。 こんなすごいキャラクターがABTにいるのか?自前のダンサー?これはもしや・・・ 配役を見るとゲンジナー・サヴェリエフ、ボリショイバレエ学校出身でした。こちらも納得。 どうしてもロシアらしい踊りに目がいってしまうものですね。 とまぁ、いろいろ書きましたが、娯楽性の高いエンターテイメント・バレエとして一流のものを観たなぁと楽しい気分でいっぱいの夜でした。
by mucco
| 2008-07-20 23:33
| バレエ
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