「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」

汐留・パナソニック汐留美術館で開催中の
「ポール・ケアホルム展　時代を超えたミニマリズム」を鑑賞しました。

20世紀デンマークを生きた異才のデザイナー、

日本の美術館で初めての本格的な展覧会

ポール・ケアホルムは1950年代から70年代にかけて活動したデンマークの家具デザイナーです。

51歳で亡くなるまでの約30年間に生み出した家具デザインは、

素材の特性をいかしたミニマリズムを極め、洗練された不朽の名作として、

特に建築やデザインの分野で高く評価されてきました。

日本国内でも北欧デザインに対する多様な視線が注がれる中、

本展は国内美術館でケアホルムを本格的に紹介する初の展覧会として、

代表的作品が一堂に会する貴重な機会となります。
（展覧会公式サイトより）

家具やインテリアはあまり詳しくなく、
知っている著名デザイナーは
アイリーン・グレイ、ル・コルビュジエ、シャルロット・ぺリアンくらいか？

ポール・ケアホルムの名前は今回の展覧会で初めて知り、
なんだか面白そうなので鑑賞したところ、「あれも！」「これも！」と
見知った名作椅子がたくさんありました。

皮革や木材、ロープなど天然素材の座面に金属の脚やフレームを組み合わせた数々の椅子は、
座り心地の良さと耐久性と優れた構造の全てを叶え、
静かながらとても美しい佇まいを持っています。
デジタルサイネージでの椅子の図面表示や織田コレクションの織田氏の解説なども、

さらなる興味をかきたてられる展示構成で楽しめました。
椅子の座面下や脚とまじまじと見て、フォルムや機能性を確認したり、
三本足の椅子の由来を聞いたりと、とても面白かったです♡

最後のコーナーは、
「名作椅子で味わう ルオー・コレクション」

美術館ご自慢のルオーコレクションのうち3点を、
名作椅子に座って鑑賞できます。
5作品、全部座りました( *´艸｀)

「ポール・ケアホルム展　時代を超えたミニマリズム」は
9/16（月・祝）まで。
土日祝は日時指定予約が必要です。
ご興味のある方はお見逃しなく。

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