根津美術館で国宝《燕子花図屏風》とカキツバタを見る

毎年、南青山の根津美術館では、庭園のカキツバタ開花時期に合わせて、

所蔵の国宝・尾形光琳《燕子花図屏風》を公開しています。

先日4/26（金）、特別展「国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」

スライドレクチャーイベントに参加するため、イベント開始の1時間ほど前に入館し、

庭園を散策して、ちょうど見頃を迎えたばかりのカキツバタを楽しみました。

根津美術館のサイトでは、庭園の様子を毎日アップデートしていて、

前日からカキツバタが咲き揃ってきたことを知っていましたが、

実際に訪れてみると、実に見事でした。

スライドレクチャーでは、

《燕子花図屛風》の構図と色彩からなるデザイン性の高さ、
その色彩を叶える絵具から推測される依頼主の身分など興味深く聞きました。

また、日本美術と和歌との関係、日本美術が古来よりもつ装飾性などについても、

とてもわかりやすく。

《燕子花図屏風》は筆に迷いがなくて、堂々としています。

国宝とは知らなくても、目にした誰もが深い印象を持つに違いありません。

光琳の弟・尾形乾山作の陶器も素晴らしい！
《誰か袖図屏風》は主題がめずらしく、グラフィカルな着物の柄も印象深い作品です。

庭園のカキツバタは今が見頃で、GW期間中はかなりの混雑が予想されます。

カキツバタ＆《燕子花図屏風》をご覧になりたい方は、
オンラインでの日時指定予約をおすすめします。

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4月・5月のパーソナルレッスン受付中。

詳細はこちらからどうぞ。

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