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2022年 10月 19日
![]() 上野・国立西洋美術館で開催中の 「ピカソとその時代ーベルリン国立ベルクグリューン美術館展を鑑賞しました。 最高の顧客は自分自身 アート・ディーラーが厳選した20世紀美術コレクション 「自分が生きる時代を代表する美術を展望するには、一級の作品が揃っていなければ本当の意味で説得力はない」と語ったベルクグリューンは、画商としての経験と人脈を活かしながら、自身の嗜好と鑑識眼をたのみに収集を続けました。 すべてのコレクターのお手本ともいえる、作品収集への情熱と研ぎ澄まされた審美眼による粒よりのコレクションを、一堂に展観します。 <公式サイトより> とあるように、画商にしてアートコレクターでもあったベルクグリューン氏の一貫した「スタイル」が、 美術館サイズの作品はもちろん、やや小さめの作品からもビシバシと伝わり、 見ていて心地良い品のある展覧会でした。 ピカソもマティスもジャコメッティも好きで比較的見ているほうだと思っていましたが、 このコレクションは最初から最後までふわーっと包まれるような新鮮な驚きでいっぱい♥ そして、ベルクグリューン財団の粋な計らいで、 一部を除いて、写真撮影OKなのも驚きです。 ![]() マティスのCUT OUT ポスター図案なのに、この魅力。 ![]() 体中が穏やかでしあわせな気分で満たされました。 セザンヌ「庭師ヴァリエの肖像」 背景の薄紫やグリーン、 そして未完成のような、余白のような、実はうっすら色付いている白。 あぁ、幸せな絵♥ この絵の存在を知っただけでも、鑑賞した価値があると思いました。 今回一番のお気に入り。 ![]() 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」 絵もいいけれど、額縁もイイ! 緑と赤、補色の関係で、お互いを引き立て合っています。 この絵のある 第4章”両大戦間のピカソー女性のイメージ” 数は少ないですが、どれも記憶に残る作品ばかりです。 「大きな横たわる裸婦」は、 戦争のことを直接描いてはいませんが、 なす術のないやるせなさや虚無感など 尋常でないことが起こっている様子が作品全体から伝わってきます。 ![]() こちらは「ニースのアトリエ」の額縁。 ![]() 「本を読む女」 モデルはフランソワーズ・ジローでしょう(たぶん) トップ画像は、 ジャコメッティ「ヴェネツィアの女」 とピカソの晩年2作品 ピカソ、ブラック、マティス、ジャコメッティ好きには大満足! さらにセザンヌとクレーの魅力を発見し、かなり見ごたえあり。 時間をつくって、もう一度鑑賞するつもりです。 東京展のあと、 2023年2月4日(土)~ 5月21日(日)大阪・国立国際美術館へ巡回するそうです。 「ピカソとその時代」鑑賞後は、お約束のカフェ睡蓮でランチ。 コルビュジェ建築を眺めながら、コルビュジェプレートをいただきます。 中庭の木々と、グリーンがかった外壁が美しい。 この後は、常設のロダン彫刻が待っている♪ ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ みなさま、「読んでますよ」の証に 上だけでもポチっとしていただけると大喜びです。 いつもクリックしてくださるみなさま、ありがとうございます。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ instagram アカウントがなくても見られますのでどうぞ。 もちろん、フォローしていただくと とてもうれしいです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆
by mucco
| 2022-10-19 06:00
| 観劇・美術館・展覧会
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