アラフォーからのキリっときれいめシンプルシックお仕事着講座⑮

ファッション誌に素通りされている

「アラフォー以上／堅めの職場／管理職」仕事着おしゃれ迷子さん
たちへ贈る連載15回目

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前回（連載⑭）のおさらい
　

今回から、「サブベースカラー１」アイテムを揃えていきましょう。

◇サブベースカラー１の役割◇

・軸となるベースカラーアイテムをサポートする

・ネイビーや黒など暗い色ベースカラーとホワイト系の明るい色サブベースカラー２を程よくつなぐ

・着る人の顔映りを考慮した中間色のため、単色でも控えめでソフトな品の良いコーディネートができる

ベースカラーと同様、忙しい朝でも1色で揃えればコーディネート成立する　トップス＆ボトムス＆羽織もの　でアイテムを揃えていきましょう。

まずはAさんから。

★Ａさんー小柄でフェミニンな印象
ドレスコード：普段はバックオフィスのためビジネスカジュアルOKだが、不定期・不確定なお客様対応時や上長へのお伺い時は、ジャケット着用必須。同世代の男性管理職はスーツ着用者がほとんど。
ボトムスの好み：スカート、パンツ、半々で着用。
お悩み：ビジネスカジュアルにジャケットを羽織ると、いかにも「とりあえず着ました感」なチグハグさ。イケてないのが自分でもわかり、気分が下がる。管理職としてふさわしく、後輩たちからも憧れてもらえるような「キリっときれいめ」な印象を望んでいるが、どうしたらいいのかわからない。
ベースカラー：ネイビー
サブベースカラー１：ライトグレー～グレー
サブベースカラー２：オフホワイト～ホワイト
Aさんのネイビーワードローブはこちら　① 　②

ベースカラー「ネイビー」でジャケット＋スカート／パンツのセットアップ、トップスを揃えたAさんは、
・朝の通勤コーディネートが格段にラクになった
・ジャケット着用時は気後れすることなく対応できる
・コーディネートに統一感が出て、気分よく仕事ができる
などの利点があったようです。
サブベースカラーも同じように、こちらのアイテムを揃えました。

①サブベースカラートップス：ライトグレーのブラウス
ジャケット着用必須のAさんは、ジャケットのインナーとして「ブラウス」「ハイゲージニット」を選択しました。
・ソフトな印象を演出できるし、似合う
・着心地がラク、かつ動きやすい
・自宅でのケアが簡単な商品が豊富で、好みのモノが探しやすく選びやすい

さらに、初めてのサブベースカラートップスは、夏以外に着用可能な長袖ブラウスを選択しました。
ここ数年、ジャケットインはもちろん、1枚でも様になる美しいブラウスが増え、選ぶ楽しみも増えました。
以前は、“シャツが似合う女性への憧れ”がありましたが、Aさんがシャツを素敵に着こなすためには、似合わせるための工夫＝時間と労力がそれなりに必要となります。
Aさんはコーディネートが苦手で　”お仕事着はコーディネートや着こなしで過度に煩わされたくない”　という意識に強いため、シャツは時間に余裕のある休日着として楽しんでいただいています。

こういう「割り切り」ができるようになったのは、大きな進歩ですよね。

②サブベースカラーの羽織もの＆③④ボトムス：ライトグレーのジャケット・スカート・パンツ
単品同士の組み合わせではチグハグさが否めなかったAさんも、着るだけですんなりとまとまる「スーツ」の快適さを体感、納得した様子。
サブベースカラーのスーツも、ベースカラー「ネイビー」スーツと同じシリーズの同型から選びました。
同じ型から選んだのは、以下の利点から。
①Aさんの体型に合っていて、さらに魅力を引き出す
②慣れている型のため、上下のバランスで悩まなくても良い
③クオリティの高さが現職の立場に相応しく、安心して着用できる。
③ネイビーとライトグレーでスイッチコーディネートが比較的簡単にできるため、コーディネートのバリエーションが増える。

③のスイッチコーディネートについては、サブベースカラー１レッスン最後にお伝えします。

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