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2018年 12月 25日
![]() 少し前のことになりますが、三年に一度のマリインスキーバレエ2018来日公演が終わりましたので、今回感じたことを備忘録として残します。 私はバレエが好きというよりも、ウリヤーナ・ロパートキナが好きという、心の狭いバレエファンなため、ロパートキナ引退後はバレエ鑑賞熱も冷めてしまいました。今回もロパートキナのいないマリインスキーを楽しむことはできるのだろうか?と正直なところ不安に思いながらチケットをとりました。 が、やはり底力があります。マリインスキーバレエ! 特に、「ショピニアーナ」の精霊や、「白鳥の湖」の白鳥など、いわゆるバレエ・ブランと呼ばれる白いバレエの群舞には、改めてスゴいと感動しました。 羽根が舞うようにふんわりと柔らかな軽さ、雑味がなく繊細で品のある踊り。 時代が変わっても、マリインスキーバレエの伝統として脈々と受け継がれているものなのだと。 muccoのつぶやき マリインスキーのすべて(12/3) ・「ショピニアーナ」エカテリーナ・オスモールキナは足音なしのシルフ。あの浮遊感と雑味のなさ。派手な動きがないからこそ、体の細部までどれだけコントロールしているかは、驚きに値する。これがマリインスキーのクラシックバレエだなと感動した。 ・「ショピニアーナ」世代交代で、オスモールキナ以外は誰が誰だかさっぱりわからない。ふんわり系の好みのソリストを見つけた。後から調べたらラウラ・フェルナンデスと知る。若手がどんどん育っている。 ・「ショピニアーナ」コールドバレエがこれまた大満足。久々に澄み切った精霊らしいコールドバレエをみたような気がする。これはマリインスキーならでは。 ・「ショピニアーナ」フィリップ・スチョーピンは、相変わらず丁寧で誠実な踊りで好感が持てる。 ・「眠りの森の美女よりローズアダージョ」マリア・ホーレワ、可愛い!ピュアでキラッキラのオーロラ姫!そろそろマリインスキーの眠りが見たいかも。前回の眠りは2009年か(遠い目) ・「ソロ」若手男子フィリップ・スチョーピン、ヤロスラフ・バイボルディン、マキシム・ゼニンの3人、無駄な力みや過剰な男くささがなく、クリアで美しい。 ・「バレエ101」思わずクスリとわらってしまうユーモラスな作品を、真面目そうなザンダー・パリッシュが一所懸命踊る。基本をおろそかにしないことの大切さを知る。 白鳥の湖(11/6) ・のっけから・・・いつもより演奏が緩急に富み、表情豊かなような気がする。指揮者が違うと、随分ちがうものだ。 ・衣装とセットが変わった。シックな色使いながらゴージャス ・パドトロワ、ホーレワとスチョーピンに初々しさがあって、すごくいい。 ・王子のシクリャローフ君はだいぶ大人になり落ち着いたが、やはりキラキラ感は健在。3日のガラは調子イマイチ?機嫌悪い?また怪我した?だったけれど、この日の王子は絶好調。演技もしっかり。 ・ヴィクトリア・テリョーシキナの白鳥は、きちんとキレイな白鳥だった(ここでロパートキナがかなり特異なダンサーだったというか、異次元だったことに気付く) ・ロットバルトいい感じ。 ・花嫁候補に好みのダンサーを見つけたが、だれだかわからない。 ・ディヴェルティスマンをみると、マリインスキーの底力がわかる。マズルカは迫力あるのに無駄な動きなく美しくて、本当に圧倒される。 ・黒鳥テリョーシキナの本領発揮!うっほーい! ・同時に演奏もスピーディ&爆音になり、ますます盛り上がる。 ・力任せではなく、踊るのがマリインスキーなのだわ。ヴィーカ、すごいわ。 ・シクリャローフ君も負けじとノリノリ、演技もしっかり。あれほど悔しがる王子をはじめてみた。 ・第三幕の白鳥コールドは、もうため息ものでした。 白鳥の湖(11/8) ・東海道線人身事故のため、第一幕が見られず。がっくし。 ・エルマコフはロットバルトを踊るときはやる気を出す。ノリノリのロットバットは面白い。 ・この日もディヴェルティスマンがよかった。 ・第三幕の白鳥コールドとオデットの絡みは、かなしみたっぷり。それにしてもここの白鳥コールドの凄さはなんなのだろう? 揃っているとか、踊りがキレイとかそういうのを超えていて、濁りがないクリアな美しさとでも申しましょうか。 派手さはありませんが、それこそがマリインスキーバレエらしい他に類をみない美しさなのでしょう。 ということで、若手がどんどん育っているマリインスキーバレエ。 今後も来日公演を見続けていこうと思いました。 そして1月は、マリインスキーのスターの卵達、ワガノワバレエアカデミーの公演が。 とても楽しみ♪ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 外出記録のinstagram どうぞよろしくおねがいします。
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by mucco
| 2018-12-25 06:00
| バレエ
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