2018初冬パリ＆マラケシューミュゼ・イヴサンローラン・パリ

ミュゼ・イヴサンローラン・パリは、かつてムッシューサンローランのオートクチュールのアトリエだった建物。

入口で予約時間のオンラインチケットをチェックしてもらい、階段を上って、

大きめの荷物やコートを預けます。
でも、クロークではありません。

こんなエレガントな空間にコインロッカーが隠れているだなんて、想像もしませんでした。

今回の展示は「Dreams of the Orient」
アジア（中国・日本・インド）をテーマにしたサンローラン作品と、ドレスにちなんだギメ東洋美術館の所蔵品が展示されています。
日本をテーマにしたドレスは作りにくいのかしら？
中国やインドは、ドレスもビジューもてんこ盛りで煌びやかだけれど、日本の「粋」はちょっと違うものね。
それにしても、サンローランはドレスだけでなく、コスチュームジュエリー使いの達人でもあった。
（このあとマラケシュを見て、さらに確認する）

さて、圧巻はこちら
・・・
これだけでも見る価値あり。
みな息を飲み、言葉を忘れ、見入る、見入る、見入る。
サファリジャケット、コード、ビュフェの描いたサンローランの肖像画、ドヌーブ様の写真、ボタン、生地etc.

創作の場であり、職場でもあり、どことなく緊張した雰囲気が伝わってくるアトリエ。
この場を離れる時は、ピーンと背筋が伸びていたような気がします。

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