Awaさんのセネガル通信64①

ケチケチ贅沢日記の読者のみなさま、Bonjour !

セネガルは雨季に入っていますが、雨の量がとても少なく、農作物への影響がすでに出ているそうです。今年は世界中で異常気象ですね。

ダカールは９月に入って、ようやく暑さが本格的になってきました。

これから１２月ぐらいまで暑い日が続きます。

さて私は帰国間近となって、慌ただしい毎日を過ごしています。

去年の９月、藍染でお世話になったサン・ルイのアトリエ・テースのマダムから、マダムがお持ちのワンピースと同じものを作って欲しいと頼まれ、早１年が過ぎようとしていました。

（アトリエ・テースでの様子はこちら　１　２　３）

帰国までにはお渡ししないと、とずっと気になっていました。

ワンピースは随分前に完成していたのですが、日本のような便利な宅配便はセネガルには存在しないので、直接渡しに行くしかありません！
マダムが住むサン・ルイは、モーリタニアとの国境近くの街で、ダカールから約３２０キロ北に位置します。

バスでは５、６時間かかりますし、そのうえ日本のバスとは違い、快適ではないので、なかなか行けないままでした。。。

今回は２泊３日の小旅行、一人旅です。

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＜１日目＞

まずサンルイに到着して真っ直ぐマダムのお店へ。

頼まれていたワンピースを渡すと、マダムは私に頼んでいた事を全く忘れていて、とても喜んでくれました。

このワンピースは、大きなカーブを描く変わった切り替えと、コクーン型が特徴です（トップ画像参照）。

布は厚めのコットンで、サイズは４２。マダムにピッタリでした。良かった！！

その後、二人でカフェに行って、お互いの１年ぶりの報告をしました。

マダムのビジネスは、外国からの注文が増えて絶好調（マダムは手織り布のインテリアショップを経営しています）、そしてなんとモロッコの方と結婚されたとのこと！

とてもお幸せそうでした。

マダムと別れ、次は『星の王子さま』の著者サン＝テグジュペリが定宿にしていたホテル「ラ・ポスト」のテラスで一休み。

以前、半年間サン・ルイに住んでいながら、一度もこのホテルを訪れたことがありませんでした。

私は、『星の王子さま』のお話がセネガルに来る前から好きでした。

セネガルに来てから、「羊、砂漠、バオバブ」など、星の王子さまに出てくるモチーフをすぐ側に見ることができ、ますます『星の王子さま』が好きになりました。

サン＝テグジュペリは郵便輸送のパイロットで、フランスのトゥールーズ-ダカール間を飛んでいたそうです。
ホテルの壁には飛行機関連の絵や、昔の手紙などがたくさん飾られていました。

その後、いつもよく買い物していたアブドゥさんの布店へ。

布はダカールでも買えますが、せっかくなのでアフリカ布を６ヤードだけ購入しました。

私がこのお店でよく買っていた理由は、品揃えが私好みの地味目な色合いだったから。お店によってアフリカ布の品揃えが全然違うため、買うお店はいつも同じになってしまうのです。

そして宿に向かいました。

サンルイのお隣の島で、イドロバーズという地区です。

宿は、大西洋のビーチからすぐの場所。

荷物を置いて、日が沈むのを見に急いでビーチに行きました。

とても広い砂浜なのに、残念ながらゴミだらけ（写真には見えませんが）。。。

そんなゴミだらけの中、運動大好きなセネガル男性たちが、筋トレやサッカーに勤しんでいました。

私は一人で座って海を眺めていました。

一組のセネガル人の家族が楽しそうに海で泳いでいました。

続く

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