Awaさんのセネガル通信62

ケチケチ贅沢日記の読者のみなさま、Bonjour !

私の日本帰国まで、残り約１ヶ月となりました。
学校は8月から夏休みに入り、私は報告書やレポートを書いたり、

教室に展示する洋服を製作したりしています。

今日は、機内持ち込み用鞄を注文するため、靴と鞄のアトリエに行ってきました。

ここは町外れの小さなアトリエ。サンプルの靴や鞄も何もない作業場です。

お店のご主人は、Ba（バー）さん。一人で靴や鞄を作っていらっしゃいます。

バーさんのことは、たまたま入った革を売るお店で紹介してもらいました。

今回の機内持ち込み用鞄は、側面は手織り布、マチと持ち手は革を使ってもらうことに決めていました。
鞄の形は、５年前の最初のセネガル赴任の際、別のお店で作ってもらったアフリカ布の鞄と同じにします。（トップ画像参照）
このアフリカ布の鞄は、旅行に持っていくのに大活躍しました。

側面とマチと持ち手に３種類の柄の布を選んだのですが、すごく悩んだ記憶があります。
今ではもうクタクタになってしまったので、新調することに。ご苦労さまでした。

今回の新しい鞄には、まず手織り職人のモハメッドさん にあらかじめお願いしておいた

茶色いチェックの手織り布を使います。

そして鞄のマチと持ち手は、バーさんのお店にあった革の中から生成り色を選びました。

出来上がりがとても楽しみです！

バーさんには、今までに幾つかサンダルを作ってもらいました。
下画像の黒いサンダルは、なんとハンドバッグからのリフォームです。
亡くなった祖母がくれた古い形のバッグだったのですが、素敵に大変身しました！
このサンダルは約3,000円で作ってくれました。

また、小さなハンドバッグは、持ち手のないクラッチバッグで使いづらいため、

バッグインバッグとして使っていましたが、

バーさんにお願いして上部に二つ、カシメの金具をつけてもらいました（無料です）。
カシメに通した持ち手のチェーンは、贅沢な本物のシルバー製で、

ロングネックレスとしても使うことができます。

こちらはアクセサリー屋さんで手作りで作ってもらい、約7,000円でした。

使い道がなかった二つの物が生き返って大満足です。
日本では靴や鞄をリフォームしてもらうのはなかなか難しいことですが、

ここセネガルでは大抵のことはチャレンジしてくれます。
それが素敵になるかどうかは、運ですけれども。。。

それではまたお会いしましょう、Au revoir !

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆