Awaさんのセネガル通信55

ケチケチ贅沢日記の読者のみなさま、Bonjour !
日本は梅雨入りし始めたそうですが、ダカールも昨日、今年初めての雨が少しだけ降りました。
来月には雨季に入ります。

さてさて、前回ご紹介したアート祭りの記事の中に、大きなタペストリーが飾られた素敵な部屋がありました（トップ画像）。
あの部屋は「アフリカン・ルネッサンス・モニュメント」と呼ばれる巨大な銅像の中にある会議室なのです。

その高さ、なんと５２メートル！
海近くの丘の上にそびえ立っている巨大な像は、アフリカ人家族をモデルに大西洋の方角に向けて建てられているとのこと。
三人が今にも旅立とうとするように見えますね。
この像は、本当にとても大きくて、遠く離れた場所からでも見え、すごい存在感を放っています。

実はこの像は、北朝鮮の「万寿台創作社」が建設に関わっているそうです。

北朝鮮がアフリカで数々の銅像を建設しているとは、全く知りませんでした。

広場から息を切らしながら長〜い階段を上ると、銅像にたどり着きます。
内部へは約６００円を払って、入場します。
一階では、アート展の特設展示が、二階、三階では常設展が見られます。
まず、ガイドの男性が二階の常設展を案内してくれます。

奴隷の家や

オバマ前大統領を描いた絵画等

セネガルの様々な民族を表現したオブジェ

そしてタペストリーが飾られた会議室を見学しました。
ここは銅像の完成当初には、本当に会議室として利用されていたそうです。

その後、エレベーターに乗って１５階へ。展望台からはダカールの街が一望できました。

それから一階に戻って、アートの特設展を見学しました。
セネガル人の男性の作品ですが、鮮やかな色彩がなんとも私好みです！
どの作品も細かい模様までとても丁寧に描かれています。

絵画も素敵ですが、セネガルの手織りの布をパッチワークした作品も素晴らしかったです。
私も何かを描きたくなって、うずうずしてきました！

それではまたお会いしましょう、Au revoir !

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