フィレンツェでキレイ色のレザートートを買う

ロイヤルパープル、ライラック、ペールグリーン。
こんなキレイ色のレザートートバッグは日本で探してもなかなか見つかりません。

軽～い一枚革仕立て。
ロイヤルパープルとペールグリーンは、きちんと布でカバーされた薄い底板と、ファスナー付ポケットがあります。ライラックのほうは、ファスナー付き+小さいオープンタイプのポケット付き。
ラッシュ時通勤だったら、すぐに傷んでしまうかもしれないけれど、そんな心配のない今だからこういうラフな作りのものを布バッグ感覚で使います。重さ8㎏までOKとのこと

ミケランジェロ広場へ行くため、宝飾品がこれでもかとありがたみなく並べられたポンテ・ベッキオを「御徒町みたいだわ」と思いながら渡り終えて数歩・・・左側のあるものにmadameHとmuccoの買い物センサーが同時発動したではありませんか。なんだ、なんだ？
それは革小物の土産物露店に吊り下げられたレザートート。
madameHは鮮やかなブルー、muccoは同じく鮮やかなパープルを手に取り、「How much？」
まぁ、日本円で￥5,000よりちょっと安い。
そこでmuccoは別の色も手に取り、madameが3つまとめて買うからと値段交渉を始めます。な～んだ、それぞれ3ユーロしかまけてくれないのか。お願い、もう一声。
お兄さんは片言の日本語でこう言いました。「ビンボープライス」
どこで誰に教わったの、その言葉、と大爆笑しながら、ふと考えます。お兄さんに儲けが出ないビンボープライスなのか、ビンボー向けプライスなのか。まぁどちらでもよい。
もっと別の色はある？と聞くと、お兄さんは裏へ行って、在庫をたくさん持ってきてくれました。ベーシックな黒やネイビー、茶系等、濃いの色もいろいろありましたが、muccoが選んだのがこの3色、madameはロイヤルブルーのレザートートをすでに持っていたことを思い出したのでやめ、白ともう1色。
気になるお値段？5つで€150！
ひとつあたり￥4,000もしません(€30≒￥3750）。露店ですからね、もちろん支払いは現金のみ。
アクセントになるキレイ色のトートが欲しかったのよね～と、大喜びで露店を後にしました。

グッチに、フェラガモ、エミリオ・プッチの本店前を一日に何度も通っていたというのに、自分のものは全く買わず、露店バッグで満足したmadameH＆muccoでした。

サイズはおよそ39ｘ24ｘ14、A4がしっかり入ります。

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