イタリア2017冬ー2日目ミラノ ランチタイム

数日前の天気予報が嘘のように晴れてうららかなミラノの朝。

昨晩は夜空にひっそりたたずんでいたスカラ座も、青空の下で堂々の構えです。

ドゥオモ前には人もハトも集まって賑やかに。大きくて尖ってて、見ればみるほど装飾ゴテゴテ。さて、日本ではそろそろランチの時間でしょう。みなさん、今日は何を召し上がりますか？
私たちはモンテナポレオーネにある佐藤ご夫婦おすすめのカフェ、Covaで昼食をとるつもりでしたが、只今改装中のため、4月にリニューアルオープンするとのこと。あら、残念。

ということで、昨夜から気になっていたホテルの斜め向いにあるお店に入ります。

Da Regina

ビジネスマンが二人連れでやってきて、パスタかピッツァを注文し、急いで食べて、すぐお会計。なんだか、丸の内・大手町界隈のランチタイムを思い出します。スーツ姿やオフィスカジュアルスタイルの男性たちがかなりカッコよくて美しいのには驚きますが。

そんなお客さんが相手なので、ウェイターたちの動きもきびきびと、かつ気が効いていて、とても活気のあるお店です。

前菜はモッツァレラとトマトの盛り合わせ、ルッコラのサラダ。

ピッツァマルガリータを頼むと、席係の男性がウェイターの女の子を呼んで、

「彼女はマルガリータ、僕はアントニオ」と自己紹介を始めます。

「僕の名前のピッツァもあります。Don Antonio」

ということでオーダーに追加したのが、酸味のある黄色いプチトマトとチーズのDon Antonio。
アントニオのおかげもあり、美味しく楽しいランチでした。
そのあとは、ガレリアの書店Rizzoliでファッション・デザイン系の本や写真集を見て、文房具と本を買い、やはり気になっていたお店へと階段をのぼります。

このお店については、おやつの時間にmadameHのブログへどうぞ。

ゆっくりおやつを楽しんだあとは列車に乗ってフィレンツェへ移動しました。

◇◇◇◇◇muccoのつぶやき◇◇◇◇◇
フィレンツェ行きの列車に乗るためミラノ中央駅へ。タクシーを降り、ドライバーにチップを渡してスーツケースをゆっくり運ぼうとしたら、いきなりやってきたおじさんがカートの上にスーツケースを乗せて運び出すではありませんか。ちょっと、ちょっと、やめてという間もなく、グイグイ運んでマダムたちに追い付きます。不満そうな私の顔を見て、おじさんなんとか機嫌を取ろうと、マダムたちの荷物も運びだして。改札のある2階まで連れて行ってくれたのはいいけれど、お代はなんと10ユーロ！

マダムがすかさず、高い、5ユーロにまけてと言い、おじさんも3人分運んだんだから5ユーロは無理と。結局7ユーロ払いました。

あーあ、ちょっと油断するとこれだから。マダムのおかげで助かったけれど、強引な人もいるのでキツすぎるくらいはっきりNo!と言わないといけませんね。反省。

みなさまもお気をつけください。

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