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2016年 09月 19日
モナコ宮殿の協力なしでは実現できなかった公妃グレースの特別なファッション展だそうだ。 20世紀を代表する絶世の美女と謳われ、1950年代のハリウッド映画のトップ女優として活躍したグレース・ケリー(1929年-1982年)。彼女はその気品に満ちた雰囲気から、クール・ビューティと称賛されました。そして人気絶頂の中、モナコ公国レニエ3世公と結婚しプリンセスになる道を選びました。公妃としてモナコ公国を支え、母として愛する家族を守り続けたグレース。その優美な姿は、今も多くの人々を魅了しています。 本展では日本・モナコの友好10周年を記念し、女優時代の写真や映像、アカデミー賞受賞時のオスカー像、忠実に再現された世紀のウェディングドレス、公務やプライベートで愛用したジュエリーや洋服の数々、また彼女の手による押し花作品など、貴重なロイヤルコレクション170点(写真含まず)を展示します。 女優からプリンセスというシンデレラストーリーを歩んだグレース・ケリー。永遠のエレガンスを体現した彼女の生涯をご紹介します。(展覧会リーフレットより) ウェディングドレスのレプリカと聞いただけで、これはもう行かなければ。 ハリウッド時代の展示は写真がほとんどだが、大好きな映画『裏窓』の映像には見入ってしまった。真珠色のホルターネックブラウスに、若草色のスーツ姿はいつ見てもほれぼれする。 『上流社会』のあの婚約指輪は、レニエ三世から贈られた本物だったとは! もちろんオスカー像は輝いていた。 それ以上に、ハウエル・コリン撮影の水から上がったばかりのグレース・ケリーは輝いていた。 そしてモナコに嫁いでからの展示品が想像以上に多く、まさにモナコ宮殿の協力なしでは実現できなかった美しく貴重な品々ばかり。 60年以上たった今でもベストウェディングドレスに選ばれているドレスのレプリカを見て、スタンドカラーのレースとパールのクラシックでストイックなデザインは、グレース・ケリーが着たからこそ、その美しさが際立ったことを改めて知る。 レプリカなのでレースの繊細さや柔らかさが実物とは違うように思える・・・意外と普通だった。2011年に見たキャサリン妃のウェディングドレスのレースが本当に美しかった。 公務やプライベートで着用していたオートクチュールドレスやスーツには、公妃としてのグレース・ケリーの好みが反映されていて、明るく柔らかな色が多く、そして花をこよなく愛したグレースらしい花柄のドレスが多いのも特徴だ。 しかしスーツのスカート丈がどれも一定していることに驚く。 自分を美しく見せるラインはモデルや女優時代に数々の衣装を身に着けて培ったものだろう。 サングラスやメガネも、フレームの基本形は変わらずにレンズやフレームの色で変化をつけていた。 そして大好きな花や動物モチーフのブローチ(もちろんカルティエなどのハイジュエリー)でアクセントをプラスする。 自分に似合うもの・好きなものを熟知していた=スタイルのある人、だったのだ。 ファッションを通して、グレース・ケリーの生き方を知る展覧会であった。 家族を愛し、「我が国、最高の外交官」と夫・レニエ三世に称えられるほどモナコのために尽くしたグレース・ケリー。 その思いを支えたのは、彼女らしく、そしてその場にふさわしい装いの力もあっただろう。 かなりレベルが違うが、ケチケチ贅沢主義にも装いのもつ力について書いた。 その日にあったおしゃれを楽しむことは、社会的な自己表現の一つ(中略)女性が日々おしゃれすることで得られるモチベーションの高さは、本人だけでなく家庭や職場の周りをも幸せにする、と私は思っています。(第1章-3) その場にふさわしいうえに、好きな似合う服で過ごすことができれば、ダラけてしまいそうなルーティーンも、ちょっと厄介なトラブルも、なんとかやり過ごせそうな気がするのです。(第1章-5) 「グレース・ケリー展」は松屋銀座で9/26まで(入場料 一般¥1,000)。 その後のスケジュール 2016年11月19日~12月1日 横浜 ランドマークホール 2017年2月22日~3月6日 大阪 梅田阪急 2017年4月予定 名古屋 ジェイアール名古屋タカシマヤ 図録は赤い布張り、グレース・ケリーはほとんどの場面で赤い口紅だった。
by mucco
| 2016-09-19 00:00
| 観劇・美術館
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