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2015年 08月 09日
2015年8月6日(木) 上野・東京文化会館 世界バレエフェスティバルAプロ・4日目。 NBSサイトに早くも上がっていたカーテンコール映像を見て、「この人たちの美しさは、やはり普通じゃない!」と一人ひとりの存在に感動し、期待に胸躍らせつつも、7月中旬からの猛暑ですでにバテバテ。 4部構成4時間半の長丁場にどうか耐えられますように。 mucco心のつぶやき *大入り。フォワイエはグッズ売買、飾りつけの写真を撮る人、軽食を取る人、歓談するファンでまさに祭の出店状態だ。活発な小・中学生も多く、写真を撮るには危ないから、今日はやめておこう。 *「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 - サレンコもマックレーも丁寧に踊っていた。マクミランよりもバランシンを踊るマックレーのほうが好きだ。 *「3つのグヌシエンヌ」 - 日本で上演されるのはめずらしいファン・マーネン作品。2曲目が終わる頃に地震が発生したが、二人はそのまま3曲目に入り、そのまま踊り続けていた。 アイシュバルトはどんなタイプの踊りも自分のものにするなぁ、といつも感心する。ラドメーカーのさらさらヘアが見られなくてちょっと残念。ピアノがよかった!昨年のパリオペ『椿姫』のときのピアニスト君か。NBS、でかした! *「お嬢さんとならず者」 - ショスタコーヴィチの音楽とゼレンスキーの風貌が妙にしっくりくる。ロシア色満載で楽しめる作品だったが、せっかくのアシュレー・ボーダー&ゼレンスキー組なのだから、NYCBプログラムをバリバリ踊ってほしかった。 それはそうと、ずーっとNYCB日本公演のスポンサーだったCバンクのリテール部門がこの秋からメガバンクになってしまう。 *「白鳥の湖より『黒鳥のパ・ド・ドゥ』」 - ロホのずば抜けた身体能力の高さ、テクニックのすごさはよくわかる。それをお祭り向けに披露してもらえるのはありがたい。でも賢い彼女なら、もう少し品よく美しくテクニックをみせつけ、お祭りを盛り上げることができたはずだ。 *「フェアウェル・ワルツ」 - ゲランとルグリの成熟した踊りをみれば、80年代90年代のパリオペで大活躍した「ヌレエフの子供たち」がいかに素晴らしいダンサー揃いだったか想像に難くない。会場を沸かせるような派手なテクニックは一つもない演目だが、一つの道を究めてきた二人の美しいダンス。指先・爪先のうごき一つ一つと音との重なりがエレガントで、じーんときた。そういう細かいことの積み重ねがパリ・オペラ座のバレエとして受け継がれ、美しいものを生み出してきたのだろう。 バレエとは、踊りとはなんだろう。と考えずにはいられない。 *「アザーダンス」 - 大好きな演目なのですが、ええっと・・・これこそアシュレー・ボーダーとゼレンスキーとぜひとも踊っていただきたかった!ピアノ演奏の美しさだけが際立った。 *「マンフレッド」 - マチアス・エイマンは複雑で難易度の高いヌレエフ振付を相変わらずさらっと踊ってしまう。2年前にみた同じ演目がさらに力強く、そして美しくなっていて、思わずほぅと声が出た。これからの活躍が本当に楽しみ。音楽性豊かな彼にはアザーダンスをぜひ踊ってほしい。 しかし、ミリアム・ウルド=ブラームには振られっぱなし&心配、というバレエファンは多いのではないだろうか?いつになったら彼女とマチアスのPDDをみられるのだろう。怪我をしっかり治して、また東京に来てね。 *「ライモンダ」 - ボリショイのキラキラコンビ、マーシャとラントラートフが登場するだけで舞台がばーっと華やかになった。ボリショイのこれぞクラシックなPDDはやはりいい。 *「失われた純情『いにしえの祭り』」 - アンナ・ラウデールとエドウィン・レヴァツォフ、若くて美しい二人。顔も体型もものすごく好みだが、それ以上に、顔芸に頼らず踊りで表現しようという姿勢に好感が持てた。 *「オールド・マン・アンド・ミー」 - ヴィシニョーワの顔が自然な美しさになっていた。面白い作品だが、なにもヴィシニョーワが今これを踊らなくても、とも思う。 *「パリの炎」 - 大技だけでなく、音楽に合わせて、きちんと踊りで見せようしている今のシムキンのほうが好きだ。 *「白鳥の湖より『第2幕のパ・ド・ドゥ』」 - はぁ・・・美しくて言葉になりません。 ロパートキナとダニーラのおかげで、会場が清らかな湖のほとりになった。 それまでダラダラうにゃうにゃしていた2席隣の小学生女子がいきなり動かなくなり真剣に見入っている様子が横目に入り、観るほうにもものすごい集中力を発揮させるのがロパートキナの踊りの特徴だ、と再確認した。 *「トゥギャザー・アローン」 - 脚の動きが特に印象的な振り付けなのに、なぜユニクロCMみたいな衣装なのか?暗い背景とジーンズの色が同化して、動きがしっかり見えないではないか。せめてオレリーだけでもアザーダンスや「いにしえの祭り」 のような衣装にしてくれれば、もっともっとこの作品の魅力が活きると思う。 それにしてもオレリー、美人だな。 *「オネーギンより『第1幕のパ・ド・ドゥ』」 - 前回のファニーガラ残像がしばらく私を悩ます。が、アリシア・アマトリアンのタチアナはピュアで、11月の全幕鑑賞に心が動いた。 *「ドン・キホーテ」 - 9年ぶりに登場のヴァルデスを見て、自分も老けるわけだとまったく関係ないことを思う。身体能力の高さゆえできる技をすべて見せたい気持ちは十分に理解できるが、バレエであることを忘れてはいけない。まぁ、しかし、あのバランスはすごいよね。 とまあ思うところはたくさんありましたが、17演目てんこもり4時間半、クラシックとコンテンポラリーの演目のバランスがとれていて楽しかった。 いつもより短い休憩時間に軽食をとったり、トイレの長~い列に並んだりと、誰もがせわしないのも夏祭りらしい風情か。 こんなに暑い東京へ来て踊ってくれる世界のプリンシパルたち、関係者のみなさん、ありがとうございます。16日までどうぞよろしくお願いします。 家に戻ってから、ショパンのマズルカOp.17 No.4を聴きながら、5年前に見たホールバーグのアザーダンスを思い出して眠りについた。
by mucco
| 2015-08-09 18:00
| バレエ
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