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2014年 09月 18日
2014年8月9日(土) ロイヤルオペラハウス 『アポロ』 セルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュスによる初演は1928年パリのサラ・ベルナール劇場、とのこと。 帝政ロシア時代のマリインスキー劇場から飛び出した舞踏芸術家集団バレエ・リュスが、その後のヨーロッパのダンス・音楽・ファッション・絵画・彫刻などあらゆる分野に影響を及ぼしたのは言うまでもない。 ロンドン旅行前に新国立美術館で鑑賞した『バレエ・リュス展』のおかげで、『アポロ』の舞台装置や衣装が極めてミニマムなのも納得がいった。 mucco 心のつぶやき *シンプル!幾何学的な階段がいかにもこの時代のバレエ・リュスプログラムだ。バレエ・リュス展、見ておいてよかった。 *最初に出てくる女性ダンサーがめちゃめちゃ美少女。もちろん体のラインもキレイ。 *ストラヴィンスキーの音楽と、舞台と、踊りがよく合っている。あぁ、美しい。 *セルゼイエフは誠実そうないいダンサーだが、インパクトが弱い。 *テレプシコーラ、めちゃいい! 音とパがぴったり。初めて見る顔と姿と名前だけれど、マリインスキーにこんな若手女性のバランシンダンサーがいたのか? クリスチーナ・シャプラン、ワガノワ出身のダンチェンコ育ちで今年からマリインスキーに移籍したそうだ。今後が楽しみ♪ *これは、ダンサーの音楽性と造形美がデフォルトの作品だ。そうよね、神話の世界だもの。 *あぁ、美しくて面白かった。マチネのシクリャローフ君アポロも見ればよかった・・・ 『夏の夜の夢』 言わずと知れたシェイクスピアの戯曲『A Midsummer Night's Dream』のバレエ作品で、音楽はメンデルスゾーン。 日本ではめったに上演されることのない作品のため、もちろん今回が初めての鑑賞となる。バランシン作品がお得意なロパートキナ様が、妖精の女王・タイターニアを踊る。 mucco 心のつぶやき *小さい妖精たちがいっぱいいっぱい飛び出してくる!いきなり妖精の世界。The Royal Ballet School junior Assoiates, The Sue Robinson School of Ballet, The Natalia Kremen School of Balletのちびっこダンサーたちの熱演。 *しかもNational Youth Choirs GB Chamber Choir のコーラスが幻想的な舞台をさらに盛りあげる。なんかすごいものを観ているぞ! *大人の妖精マリインスキーダンサーたちも、妖精っぽい。 *妖精の女王・タイターニアは腕を上げ下げするだけで、そのままふわりと宙に浮いてしまいそう。ロパートキナの腕の動きは、重力を感じさせない。本当に人間がこんな動きができるの?妖精や幻を見ているよう。うっとり。 全く力が入っていないように見えるが、実はああやって動かしていないようにみせるためには、ものすごいコントロール力が必要なのだ。 *タイターニアの夫で王・オベロンのフィリップ・スチョーピンも、女王の従者エルマコフも安定していて美しい動き。 *ロバに恋するタイターニアのコミカルな部分をロパートキナ様が好演。しかし、本当にエレガントで妖精の女王がふさわしいざます。 *アマゾンの女王ヒッポリタを踊るアナスタシア・マトヴィエンコ。3年前に見たときは普通のキレイなお姉さんダンサーだったが、今回は存在感のあるダンサーに成長していた。 以前は迷いのようなものが踊りにも表れていたけれど、今回は自信に溢れ、キラキラしていた。 *ソプラノ2名(Kiandra Howarth, Anush Hovhannisyan)とコーラスがさらに盛り上げる。素晴らしい。 *結婚式の曲、フルオーケストラのライブは初めて聞いた! *最後のシーンがまたキレイだ。 『アポロ』もよかったが、やはり『夏の夜の夢』が筆舌し難いほど素晴らしかった。 ロパートキナをはじめとしたマリインスキーダンサーが得意とする浮遊感、ソプラノとコーラスの歌声がぴったりとあった作品で、本当に夢のようなひと時だった。 一生の宝物です。
by mucco
| 2014-09-18 20:00
| バレエ
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