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2014年 09月 17日
2014年8月4日 ロイヤルオペラハウス ロパートキナのオデットは、登場したときからその凄さがわかる。 会場を一瞬にして、真夜中の静かでひんやりとした湖畔にしてしまうのだ。そして、体のどこにも力みを感じさせないなめらかな動きは淀みなく自然で、まさに白鳥そのもの。その白鳥が、王子ジークフリードとの出会いによって徐々に本来の姿・王女オデットに戻り、心を通わせる様子に、会場全体が息をのんで見入ってしまうのだ。 何度見ても引き込まれる時空を超えた神秘的な体験。 開演前にロンドン在住の読者さん&お嬢さんとロイヤルオペラハウス内のアンフィシアターレストランで食事をした。マリインスキーバレエの『白鳥の湖』は今回が初めてというお二人に見どころを聞かれ、まずこう言う。 「オデットが白鳥なんです」 一幕後の休憩時間にお二人が「本当に白鳥でした!」 そう、この日はいつにも増して白鳥だった。 mucco 心のつぶやき *ひゃー、はじまった。ROHは音がクリアに聞こえるのはなぜだろう?冬の東京では音がくもって聞こえるけれど、季節や気候、土地の違いのせいなのか? *いつもと全体的にトーンが違うと思ったら、衣装が新しくなっている。シックで素敵。 *お妃はいつものエレーナ・バジェーノワ。ロパートキナ様よりも多く見ているかもしれない。とても美しい人。 *パ・ド・トロワのキムと道化トカチェンコがいい。お互いに負けじと技の披露で盛り上がる。 *キムとトカチェンコにつられてか、コールドもノリノリで、とてもいい第一幕一場だ。 *若々しいソリストやコールドの中にいて、いつものように落ち着いている王子・イワンチェンコ。 *第一幕二場。ロットバルトがキレッキレのジャンプで登場!。えっ?エルマコフ?あの、エルマコフ?2年前、もっと欲を出せばいいダンサーになれるのに、と思っていたが、どうやら欲を出したらしい。キムとトカチェンコがあの調子でがんばっているのだもの、刺激されて当然。こりゃ、面白くなりそうだ。 *ロパートキナ様オデット登場。場内が静寂に包まれる。(しばし没頭) *あ~、またこのオデットをみられて幸せ。(とはいえ、2006年から見続けてきたものとしては、今までのロパートキナ様にはあり得なかった小さな変化があり、少々心中複雑だったが・・・) *イワンチェンコは脚が足がキレイだな。 *ロパートキナ/イワンチェンコの白鳥は今回で2回目。ダニーラ王子よりもイワンチェンコ王子相手のほうが女っぽいオデットに変化していく、と2回とも感じた。 *マリインスキーの白鳥コールドは世界一すばらしい! *第二幕、スペインの爆音演奏と踊りのキレに痺れる。キャラクターダンスの衣装がすごくいい。もちろん踊りも。ああ、楽しい。 *今日のオディールは色っぽい!そして調子いい!32回転もキレイに決まって、オディールにっこり。私もうれしい。 *ロットバルトのエルマコフが始終ノリノリで楽しい。 *イワンチェンコは本当に脚がキレイだな。 *第三幕、王子の裏切り(というかうっかりの大失敗)を知ったオデットがいつもより悲しそうで、なんだか涙が出てきた。コールドの美しさが悲しみに拍車をかける。 *あぁ、あと何回ロパートキナの白鳥を見ることができるのだろう。 ロパートキナとイワンチェンコの名人芸のような主役はもちろん素晴らしかったが、キム/トカチェンコ/エルマコフ、若手男性ソリスト三人が競うよう踊り、楽しませてくれた、とてもいい「白鳥の湖」だった。 終演は22時半過ぎだが、ROHから宿泊先のウォルドーフヒルトンまでは徒歩3分。うきうきしながら帰った。
by mucco
| 2014-09-17 20:00
| バレエ
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