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2015年 01月 18日
派遣先の新年会打ち合わせで、ひとまわり以上若いお嬢さんたちと会のテーマ70s80sのカルチャーについておしゃべりした。話題は当然ファッションまで及ぶ。
80年代、ティーンエイジャーだった私はプレッピーにリセエンヌ、DCちょっと、渋カジ風、キレイ目カジュアルで過ごす。 周りの大人たちはボートハウスのトレーナーから始まり、「黒の衝撃」ヨージやギャルソン、DCブランドの背中ロゴ付きスタジャン、ジルボーのジーンズ、ノーマ・カマリのジャージ素材アイテム、映画『フラッシュ・ダンス』のジェニファー・ビールスよろしくビッグトップスにスパッツ&レッグウォーマー、アルマーニやフェレなど構築的なデザインのイタリアンブランドetc. なんでもありだった。 英語以外の勉強はほとんどせず、MCシスターからハイファッションまであらゆる雑誌を見て、ファッションにどっぷりとつかり、着たいものは自分で手作りしてまで挑戦し、数多くの失敗とほんのわずかな成功を経験したおかげだろうか。リバイバルしても、あぁ懐かしいと思うだけで、「着たい!」とまでは正直なところ気持ちが動かない。 若さという無意識のパワーはなんと尊いものだろう、と今になって気づく。 てっきりmuccoは服飾学校へ進学するものだと思い込んでいた先輩やクラスメイトが多かった。本人はそんなこと一度たりとも言ったことも思ったこともないのに。不思議なものだ。 だが70年代は違う。幼児&児童だったため、大人のファッションには、とにかく憧れるしかなかった。 ![]() (画像はお借りしています) あのころの母はこんな感じのファッションだった。太ヒールを合わせて、かっこよかったな。 「70年代はついこの間リバイバルしたと思ったら、またリバイバル。ほら、トム・フォードのグッチがめちゃめちゃカッコよかった、あのコレクション!」と、若いお嬢さんたちを相手に、鬱陶しいことを言ってしまう。 たしかあれは95年の秋冬コレクション。 ブルーのシルクサテンシャツにネイビーベロアバギー、70sジェットセッター風のケイト・モスが目に浮かぶ。 ええと発表は…ちょうど20年前の2月! ふた昔前は、ついこの間ではない。 ケイト・モスは可愛いし、カースティ・ヒュームは浮世離れしていてまるで妖精のよう。シャロームもナジャもヘレナもそれぞれ個性的で美しい。 2以降のスーツのシルエットは、70年代YSLリヴゴーシュへのオマージュにも思える メンズのニヤけ具合がまるでジゴロだな。ふふふ。 しばらくして、テカテカポリエステルサテンのシャツを着た若者が、渋谷に溢れたのは言うまでもない。 ちなみに今回の70年代リバイバルは、前回のトム・フォードのような洗練の極みではなく、もっと自然でクラフト感溢れるヒッピー&フラワーチルドレン寄り、裸足が似合う70年代だと思う。 Freedom! ノームコアだろうと70sだろうとアプローチの仕方は違っていても、それぞれ地にしっかりと足をつけながら、自由に生き、未来へとつながってゆく。それがきっと今とこれからの流れなのだろう。 しかし難易度高し、もし私が取り入れるとしたら・・・せいぜい靴、ショールやアクセサリーなどの小物程度か。 そういえば友人マダムたちが、クロップトパンツのリバイバルを何回目かわからないほど経験していると笑っていたが、私もだんだんそうなりつつある。20年後、「また70s!」と言って笑っているのだろうか。 ご注意: 今のファッションの流れとしてこうなっているのではないか、という一意見で、特に70sファッションをおすすめしているわけではありません。 何か書くとすぐに「muccoがおすすめしている〇〇」と勘違いなさる方があまりにも多くいらっしゃるので、明記させていただきます。
by mucco
| 2015-01-18 20:00
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