何度でも行きたい V&A2

念願のFashion Roomをやっと見ることができたV&A。　週明けには他のフロアを再訪しました。
画像はLevels6のRoom141・中央吹き抜けからグランドエントランスを見おろしたところ。床や壁、ガラスの色使いや装飾などV&Aの建物自体が、建築・美術・工芸の粋を一同に集めたものなのです。



Levels2にあるSilverコーナー。
レオパードから始まって、おびただしい数の銀製品の最後には、

ライオンが待っている。

銀細工の鏡に照明や天井飾りが映り込む演出もニクい。



がおー


本好きが大喜びするにちがいないナショナルアートライブラリはもちろん閲覧自由。正面の飾り棚に浮世絵の本が見えます。


今回面白かったのはModern20世紀のコーナー。
現役デザイナーやデザイン系学生さんらしき雰囲気の人が一人で訪れ、真剣な目で見入っていました。

モダンなソファとクラシックな本棚のコントラストが面白くて撮影したボケボケ画像に、素敵な若者が。
色合わせもそうだけれど、姿勢の良さが何よりも大切なことがわかる。
そしてCDGプレイファンのみなさま、ご参考にどうぞ。


あぁ、Sony。


あぁぁ、Sony。今のAppleのような影響力があった時代、Sonyの新作にいつもワクワクしたものだ。


Modernコレクションに新たに加わったクリスチャン・ルブタンNude Shoes、マネキンの腕にも注目。

「これまでファッション界でのヌードカラーは白人に合わせた明るいピーチベージュ系がメインでしたが、クリスチャン・ルブタンは2013年秋のコレクションで5つのスキントーンに合わせたヌードカラ―を発表しました。メジャーなデザイナーが白人以外のヌードカラーを定義するのは初めての試みです。（中略）
グローバル経済の変化によって、ターゲットとなる顧客の生活する地域も多様化し、それに合わせたヌードカラーが求められています。（muccoの意訳）」


他にもケイティ・ペリーのつけまつげ、IKEAのオオカミぬいぐるみなど。Modernには人々をあっと驚かせたり、これまで誰も挑戦しなかったものがコレクションされているようです。これらのもの（や自由な発想）は5年後、10年後には「当たり前のもの・こと」になっているかもしれませんね。


質・量ともに圧倒されるガラスコーナーとセラミックコーナー（下の画像）

これほどの数なのにどちらも展示替えしているのがすごい。2年後か3年後、また訪れても飽きないだろうな。