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2014年 08月 18日
7月中旬になりますが、国立新美術館で開催中の『魅惑のコスチューム:バレエリュス展』を鑑賞しました。 1909年にパリで鮮烈なデビューを果たしたバレエ・リュス(ロシア・バレエ)は、革新的なステージにより一世を風靡した伝説のバレエ団です。主宰者セルゲイ・ディアギレフ(1872-1929)の慧眼により、同バレエ団はワツラフ・ニジンスキー(1889-1950)をはじめとするバレエ・ダンサーや振付家に加え、20世紀を代表する作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)ら、数々の新しい才能を輩出しました。ロシアのエキゾティシズムとして人気を集めたバレエ・リュスは、やがてピカソやマティス、コクトー、ブラック、ローランサン、シャネルら、当時パリで活躍していた前衛の若手アーティストを取り込み、新しいスタイルの「総合芸術」として、バレエだけでなく美術やファッション、音楽の世界にも革新と興奮をもたらし、大きな影響を与えました。 本展では、オーストラリア国立美術館が有する世界屈指のバレエ・リュスのコスチューム・コレクション32演目、約140点の作品を中心に、デザイン画や資料などと併せて、これまでにない規模でその魅力の全貌を紹介します。 (『魅惑のコスチューム:バレエリュス展』HPより) 予想以上に見ごたえありました! 仕切りを取り払った広々とした空間に、年代と演目別のコスチュームや関連資料が展示されている様子を見て、思わず「わぁ❤」と声を上げてしまったほど。 オーガンジーやチュール、パニエでふんわりとしたパステルカラーの砂糖菓子のようなお姫様の衣装、あるいはクラシックチュチュを期待しているとガッカリするかもしれません。 肌の露出の少ない演劇のような衣装の数々は、刺繍がふんだんに施されたものから、一見プリントよく見ると生地にそのまま模様を描いてしまった面白いものまでさまざま。 また、予算がある時とない時の衣裳の手の込み具合の違いに、舞台興業の難しさを感じ取ったり。 バレエ好き、舞台芸術好きを絶対に飽きさせない展覧会です。 オーストラリア・バレエ団『くるみ割り人形』はド・バジル大佐のバレエリュスダンサー・クララの物語だったし、今回ロンドンで鑑賞したマリインスキーバレエ『火の鳥』もバレエリュス時代の衣装や背景を知ることで、当時のセンセーショナルさがさらに伝わってきました。 また、箱根彫刻の森美術館ピカソ館には、『牧神の午後』に影響をうけたピカソが残した牧神モチーフの絵皿があったことを思い出したり。 バレエリュスを知ることで、バレエ鑑賞も美術鑑賞ももっともっと楽しくなります。 『魅惑のコスチューム:バレエリュス展』 六本木・国立新美術館にて9/1(月)まで。 7月中旬に鑑賞した際は会場は冷房がかなり効いていましたので、冷え過ぎにご注意ください。 ***おまけ*** 2007年に東京都庭園美術館で鑑賞した『舞台芸術の世界:ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン』のチラシ。こちらも面白かったけれど、今回のバレエリュス展はコスチュームの数と(修復後の)レベルが桁違いでした。
by mucco
| 2014-08-18 10:00
| 観劇・美術館
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