2014年春 バレエ鑑賞コーディネート その1

『くるみ割り人形』と言えばやはり金平糖の精（SugarPlumFairy）や花のワルツ。チャイコフスキーの音楽は有名すぎるくらい有名だ。
ロシアやヨーロッパ、そして日本のバレエカンパニーが上演するその場面は、夢のような淡～い色で構成されている。
春めいてきたこともあり、ピンクをメインにした淡色コーディネートで出かける。

しかし、ラトマンスキー版やヴィシニョーワ、ゴメ子、レイエスにすっかり気を取られ、肝心なことを忘れていた。
ABTの『くるみ割り人形』はアメリカの子供たちに向けて作られていることを。
アメリカは真っ青なデコレーションケーキが存在する国であることを。
SugarPlumFairyの精は真ん中の黄緑、その周りのどピンク集団が花の精↓
アメリカン砂糖菓子の国では、ピンクはピンクでも淡いピンクではなく、どピンク。たしかに、こんな色のキャンディや砂糖細工があるよね・・・知っていたらどピンクカーディガンを着ただろう。

ラトマンスキー版では大人クララ姫が金平糖のヴァリエーションを踊るのであった。
大人クララ役のシオマラ・レイエスは少女のような透明感を持ったダンサーで、キャロライン洋子とティナ・チャウを足して2で割ったようないたずらっぽいキュートさがmucco好みだ。


2/21（金）
10：30ごろ　9℃　/　17：00ごろ　7℃

少し早めに家を出て、ゆっくりランチしてから鑑賞。TANTO　TANTOはいつもながら混んでいた。

プリントTシャツ：エミリオ・プッチ　（別のコーディネート）
ドルマンカーディガン：ダーマコレクション　（別のコーディネート）
パンツ：バレンシアガ　（別のコーディネート）
ブーツ：セリーヌ

まだまだ寒い。白ダウンにグレーのレザートートで。
カーディガンのネック部分と淡いグレーマフラーを重ねて、半襟みたいにのぞかせてみた。

娘時代はハマりすぎて抵抗していた淡いピンクのコーディネートも、おばさん大人になってからはすんなりと受け入れることができた。