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2014年 02月 06日
私はおしゃれが大好きだ。 好きな服や、その日の気分その場にふさわしい装いをすることで、毎日を楽しく過ごせるような気がするから。 自分で楽しんでいるだけでも十分だが、社会生活を送るうえで服装というものは、「私はこういう人間です」と相手に伝えるためのコミュニケーションの一つ、とも思っている。 だから欲を言えば「あの人、なんだか素敵ね」と感じてもらえたら、コミュニケーションとして成功だ。 以前ご紹介した本 『「似合う」の法則』 の著者・パーソナルスタイリストの政近準子さんが、あらたに 『「素敵」の法則』 を出版した。 『ケチケチ贅沢主義』出版ディレクター・中沢明子さんが、前作『「似合う」の法則』同様、『「素敵」の法則』の編集にも携わっている。そのご縁でいただいた本であることを最初に伝えておこう。 『「素敵」の法則』は、おしゃれに関心があるにもかかわらず、なんとなくモヤモヤとしたものを抱えている女性たちに響くだろう。そのモヤモヤとは、 ・着回しの効くシンプルでベーシックなアイテムを着ても、単なる地味な人で終わってしまう。 ・好きなアイテムでまとめたはずのコーディネートがマンネリ気味でつまらない。 ・パーソナルカラー診断も骨格診断も受け、論理的にはオシャレになれるはずなのになぜだかイマイチ。 ・お金も時間もかけたのに・・・ そして私も含めこうありたいと願っている女性も多いのではないか。 ・「その他大勢」はイヤ。 ・かといって奇抜だったり、悪目立ちするもイヤ。 ・トレンドに流されたくないけれど、古臭いのもイヤ。 ・自分だけの中にある「何か」を、日々の着ることを通して表現したい。 脱・無難 印象に残る人になる、魅力アップの法則とは? と帯にズバリあるように、『「素敵」の法則』には、その自分だけの中にある何か=素敵、を自分自身で見つけ出すためのヒントが書かれている。 そう、素敵な人とは印象に残る人、また会いたい、と思わせる人。 もちろん「素敵」は、服飾だけで完成するものではない。しかし、何をどう着るか、そしてどう過ごすか、は魅力アップのための大切な要素だ。 3度読んだが、回を重ねるごとにどの章に対しても「深いなぁ」とうなってしまう。 第1章では多くの女性が陥っている装いについての思い込みや誤解を、ズバッと、さりとてエレガントに指摘してくれる。私もドッキリする箇所がいくつかあり、日頃の自分を反省しながら読み進めて行く。 そして第2章と第3章。 第2章 脱・無難のためのファッションテイスト診断 でその人の顔立と体型から、ある程度社会で共有されているイメージについて診断する。 私は「ノーブルフェミニン」+「マニッシュクール」の混合タイプ。まったくもってその通りだ。 おばさんOLコスプレと称したかつての通勤着では、きちんとしながらも女性らしい印象を大切にしたかったため、ノーブルフェミニンテイストの柔らかな素材や色に、マニッシュクールテイストのシャープなシルエットで構成していた。(最近はほとんどマニッシュクール) これは面白い!と思い、大きなお世話と知りつつセンスの良い友人・知人たちを診断してみたところ、なんと彼女たちのテイストと診断結果とがほぼぴったり合っていた。(注:ウルトラハイセンスな友達はどれにもあてはまらない。) さらに、それだけで終わらないのがこの本のすごいところだ。 第2章の診断で得た客観的な外見的特徴のテイストに、自己の内面や好みを反映させたテイストを寄せていく、いわゆるミックステイストの作り方を説明している「第3章 コーディネート上達のコツ」には感動を覚えた。 前出の友人・知人たちは自分の外見的特徴にフィットするものを経験と感覚で選ぶことができ、さらに彼女達らしい着方や小物、色を足し引きしていたのだろう。 ということは・・・ センスに自信がない人がこの本をヒントにして、着こなしの理由や筋道から入って感覚を鍛えて行けば、マンネリやその他大勢から「いち抜けた」するのはある程度可能になるのでは。 本の読み方は人それぞれだが、日々の装いの中にキラっと光る「何か」をと願っている人や、脱・無難を目指している人は、ぜひ第1章から読んでほしい。 反省・気付き→診断→確認→発見→実行の手順がわかりやすく丁寧に書かれているから。 最後に、ケチなセンスを買われて本まで出した身としてはこう思う。 政近さん ここまで書かれちゃ 困ります (七五調)
by mucco
| 2014-02-06 14:00
| 本
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