キャノンボール・アダレイ 『Autumn Leaves』

約1か月ぶりの月曜、ジャズの日です。

朝晩も肌寒くなり、秋の気配を感じる今日この頃。少し早い気がしないでもありませんが、秋らしく『Autumn Leaves』なんぞを聞きましょう。
しかしですね、最初のフレーズを聞いた時は、これからあの『枯葉』が始まるなんてとても想像できませんでした。さらに進むと、マイルスのアルバムかと勝手に思い込んでしまうほどですが、キャノンボール・アダレイのアルバムです。
シャンソン『枯葉』を愛する人にとっては、これは枯葉じゃないぃぃぃと言いたくなるようなショッキングな演奏でしょう。一度聴いたら忘れられない、とにかく印象深い『Autumn Leaves』であることに違いありません。私はほとんど中毒だ。


Somethin' Else

1958年作品。
アルバムは聞いたことがなくても、ジャケットのグラフィックを目にしたことのある人も多いはず。マイルス・デイヴィスとキャノンボール・アダレイの掛け合いが見事、それもそのはず、ハンク・ジョーンズ（p）、アート・ブレイキー（ds）、サム・ジョーンズ（b）がきっちりと支えていて、調和の良さが伝わってくる歴史的名盤です。
では、イキのいいタイトル曲『Somethin' Eles』をどうぞ。