THE LITTLE BLACK JACKET

Amazonから届いた箱を開けると、また箱が。　白いテープにタイトル入り。

さらにその中には黒い布張の箱。　お・・・大きい。
この手間のかかりようは、パルファムのボーリュシャージュをはがして開ける時の高揚感に似ている。

The Little Black Jacket: Chanel's Classic Revisted [Perfect]

カール・ラガーフェルド撮影、カリーヌ・ロワトフェルドによるスタイリングの写真集。
昨年の今頃、東京で展覧会があったのでご覧になった方も多いはず。


表紙はココ・シャネルに扮したカリーヌ・ロワトフェルド。キャンバス地のように加工されたプリントには凹凸のある。


文章らしい文章はこの一節のみ。
keep rejuvenating themselves instead of getting worn out なるほど、そういうことね。
（うまい日本語訳をご存じの方はぜひ教えてください。muccoではスキル不足・・・）



表紙に続きロワトフェルド女史からはじまる。
ところで、鳥の形の糸切り挟は万国共通なのか。そっくりのものを義母から貰い、使っている。

画用紙のようなざらっとした厚紙にインクの匂い。
時にはシンプルで美しく、時には創造性に満ち溢れ、そしてどのページもどことなくユーモラス。ページをめくるたびにドキドキの連続だ。
その中でもとりわけ印象深かった何点かをご紹介。



妖精のように浮世離れした透明感、なのに芯の強さを感じさせるこの女性は、祖母グレース・ケリーの遺伝子をしっかりと引き継いだシャルロット・カシラギ嬢。



こちらはティナに似てきたチャイナ・チャウ。



アートスクールに通う双子モデルを起用した楽しい写真。



6ページに渡って様々な動きがとり上げられているヨーコ・オノ。
女性が自由に動ける服にこだわったココ・シャネルの偉大さが伝わってくる。



そして最後のこのお方でキリリと締めくくり。


1着のリトルブラックジャケットを109人の著名人が身につけ、さまざまな顔を見せる。クリエイティブってこういうことをいうんだなぁとただただ感動。
109人については　こちら　をどうぞ。


ついでに宣伝しちゃおうっと。
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どうぞよろしくお願いします。