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2012年 12月 08日
2012年11月27日(火) 東京文化会館 マリインスキーバレエのお家芸(いくつあるんだ?)『白鳥の湖』です。 ジャパンアーツのバレエツィッターにもありましたが、この夜のロパートキナのパフォーマンスは神懸かりという言葉がピッタリなほど素晴らしいものでした。 第1幕1場 マリインスキーの白鳥はこれで5回目だが、パ・ド・トロワが終わるころまで「マリインスキーの白鳥1幕1場ってこんなに精彩に欠いていたっけ?」と思うほどワクワク感がなかった。 パ・ド・トロワの3人はすごく大事だ。 2006年のパリオペの(ドロテ、ミリアム、ティボー)、同じく2006年マリインスキー(ノーヴィコワ、スホルーコワ、シクリャローフ)が印象に残っている。 夕暮れになり、皆が提灯をもって踊り出したころから全体的な調子が上がってきたようだ。 第1幕2場 オデットのロパートキナは、登場したときからいつもと何かが違っていた。 孤高さと繊細さが際立つロパートキナのオデットだが、この日は何やら温かみも加わっていて、今までに見たこともないオデットだ。 そして、ものすごい集中力。 いつもよりアラベスクのキープも長く、アダージョのアームスは水の中をたゆたうよう。 ロパートキナの世界観に客席がぐんぐんひきこまれていくようだった。 いやー、すごいオデットを見てしまった。 第2幕 この日のオーケストラは、DVDのゲルギエフ指揮によるドライブ感溢れる演奏が耳に残っているとなかなかつらいものがあったが、それでも2幕はノリノリだ。 オディールは完璧、王子のダニーラ・コルスンツェフも長い手足を活かして跳んで回って、主役二人は絶好調。 第3幕 コール・ド・バレエとソリストによる白鳥たちの踊りが終わり、王子の裏切りを知ったオデットが悲しみにくれながら白鳥たちの中をさまよう場面は、音楽もフォーメーションも大好きだ。 オデットの悲しみがひたひたと伝わってきて、涙がこぼれた。 あぁ、あと何回この人の踊る『白鳥の湖』を見ることができるのだろう。 3幕はコールドとロパートキナの調和も良く、フワーッとこみ上げてくるものがあった。 第1幕1場はダラダラしていたしオーケストラも弱くて、がっかり思うこともあったが、この夜のロパートキナの踊りを見ることができて本当に幸せだったと思う。 会場には私と同じような幸福感に包まれた人はたくさんいただろう。 あの場にいなければ感じることのできない舞台と会場の一体感。 一度味わうとやめられないあの一体感のために、私は劇場に足を運んでいるのかもしれない。 劇場を出る観客たちはみんないい顔をしていた。 夜はロパートキナと街で会う夢をみた。
by mucco
| 2012-12-08 20:00
| バレエ
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