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2012年 11月 10日
読書の秋。 昨年書いたように、読んでいる本を知られるのは、頭の中を覗かれているようで恥ずかしい気がしないでもありませんが、この半年で読んだ本の中から、面白かった数冊をご紹介いたします。 このケチケチ贅沢日記、読者さんの間ではファッションブログとして通っているようですが、ファッションブログらしからぬ、どう考えてもおっさんなセレクト。 近頃は夫にもおっさん扱いされているし、おっさんなのはまぁ仕方がない。 最近、フィクションを読まなくなったな・・・ 「すみません」の国 画像にないのは、夫がスキャンして捨ててしまったためです。「読みたかったら、muccoのiPadで読めるようにしてあげるよ~」とうれしそうに言われました。おたくってヤツはほんとにもう・・・ 春に派遣の仕事を再開してから、10数年間お世話になった米系企業との違いに「同じ業界なのになぜ?なぜこんなに(以下省略)」と毎日不思議がっていた私に、夫が読み終えたばかりのこの本を貸してくれた。 「すみません。」の一言で、問題の原因がうやむやになり、その場がなんとなくおさまる、おさまるように仕向けてしまう・・・ 納得するかどうかは別として、この本を読み、「すみません」の潤滑油としての素晴らしい役割と弊害の両方を知った上で日々過ごしてみると、なるほどな・・・と面白い発見がある。 日本は大好きだけれど、大好きだからこそ、と言葉に表しがたいかすかな危機感を抱く方、海外在住もしくは海外赴任から戻ってきて、日本人なのにガイジン気分(なライトな疎外感)を味わっていらっしゃる方にオススメ。 新書で読みやすい。 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学 1,000円は日本中どこへ行っても1,000円なのに、状況や使う人によって価値が変わるのはなぜ? 「お金」という現実的なモノを前にすると、我々人間の脳は冷静さを失い、いとも簡単にだまされる。 冷静さを失わないために、知識として知っておいて損はない経済行動学の本。 面白かったが、ちょっと難しくて読み終えるのに時間がかかった。 カーネマンはまだまだ先にしようと思う。 ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉 超人気ブロガー・ちきりんさんがツイッター上でSocial book reading with Chikirinを開催したことでも話題となった本。 こんなに分厚い単行本を買ったのはハリー・ポッターシリーズ以来だ。 「2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?」 2025年イコール13年後、そう遠い未来ではない。 世界中に変革が訪れている今、原題『The Shift』からもわかるように、未来の働き方と生き方について共に考えましょう、というコンセプトが頼もしい良書だと思う。 多くの人にとって、働き方を考えることとは、生き方を考えることであるから。 先のことなど誰にもわからないけれど、だからといって自分自身の未来について考えることまでも放棄していいの?とAFPのはしくれとしていつも考えている。 大学生、高校生の姪っ子や甥っ子に読んでほしいのでクリスマスプレゼントにするつもり。 もちろん40代だってこれからの未来を主体的に築くことはできると思う。 創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」 日本が誇る現代アートの一人者・村上隆のアート&仕事論。 正直なところ、村上氏の作品はいま一つよくわからない。 けれど、アートの世界で生きて生きて生き抜こうとする村上氏の、ひりひりするほど凄まじい情熱(本人は「執念」と書いている)に胸が締めつけられた。 ストレートで嘘のない極論は、あたりまえのことのようでいて、今なかなか声を大にしていう人がいないため、かなり衝撃的だ。 これも氏の「戦略」かもしれないが、仮にそうであってもそれに騙されてみるのもいいな、と思えるほど強烈で印象深い一冊。 長く活躍できる芸術家は、持って生まれた才能以上に、それこそ血のにじむような努力を「常に」重ねていることが再確認できた。 芸術を職業とし、その世界で生きる人ならではの観点、ととらえて私は読んだが、アートクリエーター集団「カイカイキキ」での活動とマネジメントに関しては、管理職以上のビジネスマンにも参考になると思う。 今年読んだ本の中で断トツ面白かった。
by mucco
| 2012-11-10 22:00
| 本
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