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2011年 09月 15日
![]() シャネル銀座ネクサスホールにて開催中の 『ココ シャネル 1962』 ダグラス・カークランド写真展 を先週早速見てきました。 撮影禁止ですが、お願いして入口だけ撮らせていただきました。 さすが創始者ココ・シャネル本人が被写体なだけあって、同ホールで開催した今までのどの写真展よりも展示数が多かった様な気がします。 若いころのココよりも35才過ぎから50代のココ、さらには復帰後のシワだらけのココがより好きなので見ごたえがありました。 女性をコルセットから解放し、そして女性が社会に出て活動しやすいようにと生み出した「シャネルスタイル」を守るために、ニュールック全盛の世に再び出て戦かってきた彼女の孤独と、それを越えた(かのように思える)強さが写真から伝わります。 カークランドが密着した3週間のうち、展示されている写真でココが身につけているのはたった1着のシャネルスーツのみというのが興味深いです。 1971年にココが亡くなったとき、最晩年を過ごしたホテル・リッツのクローゼットに残されていたのはたった3着のシャネルスーツ(2着?うろおぼえ)だけだった、という伝説のような話がありますが、1962年ももうそれに近い状態だったのでしょうね。 わたしは自分のスタイルの奴隷である。 「ココ・シャネルの秘密」マルセル・ヘードリッヒ / 山中啓子訳 より 自分を一番魅力的に見せ、かつ機能的で仕事の際の動きを妨げず、そしてそのままパーティにも出られるシックで華やかな一着として選ばれた、これがあの時のココのスタイルだったのかな?なんて思います。 袖山の丸みなんてほれぼれするほど美しくかつ着心地がよさそうですもの。 そしてココとアトリエの女性たちがコレクションの成功に喜ぶ写真、50年前の働く女たちの輝く笑顔にはハッとさせられました。 『ココ シャネル 1962』 ダグラス・カークランド写真展 は9/29(木)まで。 ![]() 会場にあった写真集。 たぶんこちらからの出典でしょう。 ***番外編*** ![]() 150枚の写真やイラストとともにココ・シャネルの人生と彼女が作りだしてきたスタイルを明らかにしています。 あれもこれもそれも・・・ココ・シャネル発だったこと、 カムバック後の成功も実はフランスではなく・・・など驚くことがいっぱい。 『ココ・シャネルの秘密 』 さらにココの複雑である種エキセントリックな内面について深く知りたい人向き。 1995年に読んだ時は予備知識がなかったため、とても苦労してページを進めた覚えがあります。 上で紹介した「シャネル スタイルと人生」を読んだあとに、この本を読み返したら面白かったので2冊目としてオススメ。 「21章 仕事をするココ」にある彼女の残した言葉の数々はかなり強烈ですが、思わず唸ってしまいます。 以前書いたココ・シャネル関連の日記: ◇ココ・シャネル -働く女性の味方- ◇シャネルの着せ替え紙人形 ◇『シャネルとストラヴィンスキー』でパールネックレスの使い方を学ぶ
by mucco
| 2011-09-15 00:00
| 観劇・美術館・展覧会
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