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2011年 07月 24日
![]() ブログを通じて親しくさせていただいているmontrachetさんが紹介なさっていたティム・ガンの本 『誰でも美しくなれる10の法則 原題は 『A GUIDE TO QUALITY, TASTE & STYLE』 面白いとおもったのが、誰でもおしゃれになれる、ではなく、誰でも美しくなれる、と。 おしゃれと美しさ、似ているようでいて微妙に違うのでは?と常々感じていたのです。 例えばSATCのサラ・ジェシカ・パーカーのスタイリングは常に新しくパワフルでおしゃれだけれども、それが美しいかと問われれば、私は正直No!と答えます。 ただし、感じ方は人それぞれ。 彼女のようにファッショナブルになりたい!と思っている人もたくさんいるはず。 (よーく読んでいただければわかると思いますが、SATCやSJPについて否定しているわけではありませんので、勘違いなさいませんよう。) そんなことも含めてティムがユーモアを交えながら説明してくれます。 コーディネートやアイテム選びの参考になるような写真は一切なし、イラストもチャプターごとに挿絵がある程度。 でもこれが逆によいのではと思いました。 クオリティ(質)、テイスト(雰囲気)、スタイル(美しい型)を身につけるためには、まず自分を知ることからはじまります。 ティムが提唱している必須10アイテムも、似合うシルエットは人それぞれ違うため、実際に着てみないことには何も始まらない。 ただアイテム選びには、これだけはぜひ守って、というポイントが親切に書かれています。 だから参考写真など必要ないのでしょう。 個人的に興味深いと感じたことをいくつか。 「あなたのユニフォームは?」 自分に最もふさわしい組み合わせを見つけ、さまざまな側面から自分を引き立たせる方法を見つける。 見つかったらそれにこだわる。ブレてはいけない。フィット感も大切。 ファッションのバランスとはアイテム同士のバランスだけではなく、着る人とのバランスも含まれる。 仕事を辞め平日昼間の街を歩くようになって気付いたのは、同世代の女性がとてもラフだということ。 自分の好きなどこかタイトなカジュアルはもう古いのか?もう少し「今っぽく」全身たっぷりめでヒラヒラゆらゆらと着たほうが良いのか?と一瞬考えましたが、あれで自分が引き立つとは到底思えません。>キッパリ そんな私とは逆に、ゆったりとしたラフなカジュアルを楽しんでいてとても似合っている方もたくさんいらっしゃいます。 要は古い新しいではなく、そのバランスが着る人の顔立ち・体型・性格・ライススタイルをも含めたパーソナリティに合うかどうかなのだ、とティムに改めて教えてもらいました。 ブレてはいけない。 「クローゼットのあるべき姿」 クローゼットとはつまるところ・・・ ・・・以下は本を手にとってぜひ読んでみてください。 だれもが思わず笑ってしまうことでしょう。 しかし、ここでキルケゴールの名前が出てくるとは思ってもいませんでした。 着ることは生きること、だから哲学。 「クローゼットのあるべき姿」 自分の心の声をじかに聞くこと。自分らしさとはファッションエディターや友達やポップスターの意見をただ単に取り入れるだけではいけません・・・スキニージーンズが流行っているときにベルボトムを求める声に耳を傾けるのは難しいでしょう。 はぁ、おっしゃる通りです。 耳が痛いです。 「型(服)と中身(着る人)の完璧な調和」 「着るだけでワクワクする服を毎日必ず身につける」 もう少し涼しくなったら本気でクローゼット整理しよう。 ワクワクしない服とはおさらばだ。 「ファッションは買うことができるもの。スタイルはその人が生まれもったもの」 ―エドナ・ウールマン・チェイス― 「スタイルとはあなた自身を表すもの。・・・文化的な幅を広げておくこと。」 どこもかしこも大きく頷くことばかり。 生活が変わって、周りと自分の違いに少し戸惑っていましたが、それがクリアになり清々しい気分。 ティム、ありがとう。 ![]() ←表紙はこちら。 トップ画像はカバーをはずした状態です。 ティムのカバー表紙もいいけれど、本体の色と挿絵のほうがより素敵だったので。
by mucco
| 2011-07-24 13:00
| 本
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