Quincy Jones & Toots Thielemans 『Velas』

月曜日はジャズの日です。
ブラジルのソングライター、イヴァン・リンスの曲『Velas』を、トゥーツ・シールマンスが口笛とハーモニカとギターで優しく美しく演奏しています。
そして、遊び疲れた夏の夕暮れのような、心地よい気だるさも感じさせてくれます。


『Velas』は『愛のコリーダ』で有名なクインシ―・ジョーンズのアルバム　The Dude　（1981）に収録されています。
ジャズ、フュージョン、R&B、ソウル、ファンク、ポップス・・・さまざまなジャンルを飛び越えた、80年代を代表する名盤だと思います。
QJは8年後のアルバムBack on the Block 　（1989）でも、イヴァン・リンスの『Setembro（Brazilian Wedding Song)』を取り上げています。Velasが気に入った方はぜひお聞きください。





テイク6とサラ・ヴォーン(もいたとは知らなかった）のアカペラをはじめ、ギターなんてすぐジョージ・ベンソンだってわかっちゃうけれど、個性的なそれぞれの演奏が見事に調和した美しい曲です。
QJのアレンジ力のすごさ、わかってはいるもののやはりさすが。

参加アーティスト：テイク6、サラ・ヴォーン（ヴォーカル）、ジョージ・ベンソン（ギター）、ジョージ・デューク（フェンダーローズ！）、ハービー・ハンコック（キーボード）、ジェラルド・オルブライト（アルトサックス）

Back on the Block
　

The Dude　の帯をみたら　ブラック・コンテンポラリー　とありました。
そうだそうだ、昔はそう呼んでいたんだ。（遠い目）