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2010年 12月 17日
![]() 先日gardenersさんから「今のスタイルに至るまで役に立ったことはありますか?」というご質問をいただきました。 おばさんOLコスプレと称した毎日の通勤コーディネートを「これが私のスタイルよ」と胸を張って言えるかどうか・・・好きで似合うものを着ているだけなのです。 でも、「好きこそものの上手なれ」とはよくいったもので、ずーっと憧れていた60年代~70年代のコンサバモードテイストを、大きな勘違いや思い込みで自分なりに消化しながら真似してたら、年齢的にやっと似合うようになり、それがスタイルになってしまったといえるかもしれませんね。 では、「どうやって好きなテイストを絞り込んだのか?」「似合うラインはどのようにして見つけたのか?」と聞かれたら、20代のときに読んだ光野桃のエッセイがとても役に立った、と答えます。 (注:あくまでも著作が参考になったという話で、私自身は光野桃信者ではございませんので誤解なきようお願いいたします。) 創刊当時から90年代初期のヴァンテーヌ読者にはなじみの深い光野桃著書のなかでも、一番おすすめはズバリ 『私のスタイルを探して (新潮文庫) 最近よく見かける人気スタイリスト本のような、―バッグはこのブランドがmust have!今年のカーゴパンツは〇〇(←ブランド名)!去年のこのアイテムはこう着る!―的HowToや即効術は全くありません。 この本は文章を読み、情景を想像し、自分に置き換えてひたすら考え、まとめ、そして実行することに重点を置いています。 例えば第一章「ファッションは心に宿る」 自分の「内面」「外見」「将来どうなりたいのかという展望」を考え、その上で自分の好みを知り、その中から似合うものを選び、そしてそれらを社会生活での立ち位置やライフスタイルに合わせその時々であてはめていく作業について書かれています。 日々をよりよく生活するために自分にとって何が心地よく、何が必要なのか・・・ そのような作業によって、着ることに限らず生活全般の基準が「自分」にあること、そしてなんといっても、着ることは生きることの一部 であることがわかってきます。 自分の好みに合い、自然に似合って、そして周りをも幸せにするであろう装い。 常に基準は「自分」にあるため、トレンドや雑誌の情報、周りの目などに過剰に左右されることもブレることもあまりなくなったような気がします。 それからもう一つ。 基準はあくまでも自分ですが、背中を押してくれる人の存在は大きいですね。 「その色はとってもよく似合う」「それはmuccoらしくない」とはっきり言ってくれる夫や母、そして美しくてセンスが良くてちょっと口の悪い女友達。 本当にありがたいです。 とは言っても、まだまだブレてますよ。 たとえばデザインも履き心地も気に入っているブーツがあっても、ポインテッドトゥのため「古いんじゃないか?」とここ2シーズンは履かずじまい。 フレアジーンズが好きだし似合うのに、ボーイフレンドだスキニーだのの昨今では「古いんじゃ?」と躊躇してしまう。 ちょっとした流行遅れなど気にせず好きなもの似合うもの着たいものを颯爽と着て、かつ素敵に見える。 ソンナヒトニ ワタシハナリタイ。 *画像にあるファイルは、切り抜きをカテゴリ別にまとめたものです。 うっとり~、キレイだな、真似したいな、と思ったものはページごと切り取ってポケットにザクザク入れるだけ。 何年かたつと必要のなくなるもの、20年経っても残っているもの、いろいろあり。 イメージをつかんだり確認するのに役立ちます。 *ここ2晩、寝る前に眺めていたガーデニングの写真集やバレエのパンフレット、美術展の図録。 何かを見聞きして「キレイだな」「好きだな」と感じた自分の気持ちに対して、常に正直でありたいです。 たとえそれが一般的に人気のないものでも。 去年のマイケル・ジャクソンの急死によってその思いが強くなりました。
by mucco
| 2010-12-17 17:00
| 着ること
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