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2009年 08月 16日
![]() 8月13日(木) 上野・東京文化会館 17時に始まり、おまけのファニーガラが終わったがほぼ23時、なんと6時間。 ながかった~、でも、大・満・足! たった1日のプログラムのため、それぞれ踊りなれた自信の演目を披露してくれて素晴らしかったです。 その中でも最高に素晴らしかったアニエス・ルテステュ/ジョゼ・マルティネスの『ジゼル』。 表情一つかえずにジゼルの心情を描き出したアニエスの表現力、 これには言葉にならないくらい感動いたしました。 (どれくらいかと聞かれたら、ロパートキナの白鳥の次くらい、です。) 第一部 『白鳥の湖』第1幕よりパ・ド・トロワ 振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー ルシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン オデットとの結婚式だというのに、王子はロットバルト男爵夫人とただならぬ雰囲気で踊り、ふたりの関係が露呈してしまうシーン。 んもー、王子に腹が立って仕方ない、と感じてしまうほどドラマティックで面白いのに、 パ・ド・トロワの最初の曲だけなので短すぎてもったいなかった。 もっと見せて。というか、来年の公演が待ち遠しい。 『カルメン』 振付:ローラン・プティ/音楽:ジョルジュ・ビゼー タマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリ Bプロで超絶技巧を見せ付けてくれたロホの「寝室」PDD ロホはベッドに横になっているときが一番コケティッシュだったような。 彼女は踊りだすととたんに強さが前面に出てくるのですね。 きっとロホは心が真っ直ぐでズルいところのない人そうなので、ファムファタルを演じるのは難しいかも。 ボッネリが優男というよりは少年のようなので余計にそう感じてしまったのかもしれません。 なかなか面白い『カルメン』でした。 『ダンス組曲』 振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:J.S.バッハ ニコラ・ル・リッシュ 初めて見る演目なのでただ感じたことを。 これは~、ニコラのお稽古、しかも結構流してるお稽古ですね。 ミハエル・バリシニコフの為の作品と知り、これからだんだん盛り上がっていくのかと思ってみていたけれど、全然盛り上がらず・・・ 音と戯れるような詩情や丁寧さも感じられずに残念。 でもA,Bプロでほとんど踊らずギエム様の縁の下の力持ちになったいたニコラなので、ニコラファンにとってはこの踊る姿はうれしかったと思います。 『いにしえの祭り』 振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:リヒャルト・シュトラウス エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン 赤いドレスを纏ったブシェと白いドレスシャツ黒ベスト姿のボァディンが笑みを浮かべながら踊っています。 (このベスト姿で思い出した、2月にみた椿姫の可のなく不可もないアルマンは君だったのか!) 華やかなのに、でもどことなく寂しさや切なさが漂うのは、出征前夜のパーティだからでしょうか。 それにしてもスリットからのぞくブシェの脚の美しいこと。 そして細身のボァディンと並ぶと美男美女という言葉がぴったりで見とれてしまいました。 あぁ、この次ブシェを見られるのはいつなんだろう。 「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジャン・コラーリ /ジュール・ペロー/音楽:アドルフ・アダン アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス パリオペダンサーのなかではアニエスが一番好きなんですがね、正直、彼女にこれほどまで表現力があるとは思ってもいませんでした。 アニエス、ごめん。 (アニエス・ルテステュ-美のエトワール- [DVD] 世界のプリマバレリーナたちVol.2 ロパートキナのヴァリエーションレッスン [DVD] をみるとほとんどの人がそう言うと思います。) ひんやりとした空気を従えて現れたアニエスのジゼル。 生気のない肌は青白く、輝きを失った目はどこを見るでもなく、ふわっと浮かぶ長~い両腕には重力なんて感じられないほど。 生き物としての「生命力」を失い、魂だけが彷徨っている、まさに精霊なのです。 裏切られて死んだジゼルのアルブレヒトに対する複雑な思いを抱いた登場シーンからPDDで愛を確認した心情の緩やかな動きを、眉一つ動かさず、唇の端に笑みすら浮かべず、無表情のまま、踊りそのもので表現。 なんとアルブレヒトと視線すら合うことのないジゼル、それなのに最後はアルブレヒトを許しているのがわかるんです(T T) その想像をはるかに超えた表現力も、超自然的なムーブメントも、しっかりしたテクニックがあってこそなのだと改めて感じました。 ジョゼのアルブレヒトは最初の端正で優雅な立ち姿ながらも悔恨が伝わってきました。 大人だなぁ。 そしてジゼルが消えたあと、手にとった百合を撒き散らしながら半狂乱になって繰り返す、愛と悲しみのマネージュ。 悲恋モノなのに、なぜか心が温かくなったのが不思議です。 ずーっとこんなジゼルがみたいと思っていた「ジゼルの理想型」に出会えて幸せで、今でも思い出すと胸がいっぱいになります。 来年の来日公演が本当に本当に楽しみ。 NBSさん、このペアのジゼルは2回お願いします。 パリオペラ座バレエ、ベテランエトワール、ここにあり。 アニエス&ジョゼ、ブラボー! 第二部 『ジュエルズ』よりダイヤモンド 振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ ABプロではサポートに徹していたマラーホフ(でもすごい存在感)がやっとジャンプしました。 しなやかで音のないジャンプは健在。 しかしなぜにルビーではなくダイヤモンド・・・ ええ、ヴィシニョーワは素晴らしいのです。 チャレンジャーだった前回よりも踊り込んだ感がありますし、けれん味を捨てひたむきに踊っていた姿も素敵。 なによりパリオペのダイヤモンド(アニエスとジョゼだ。笑)のつまらなさとはくらべものにならないほど輝いています。 でも・・・やっぱり私にとってヴィシニョーワはコケティッシュでリズミカルなルビーなのです。 そしてこともあろうに、この前日にこんなものをたまたま目にしてしまった私が全て悪いのです。 『カンティーク』 振付:モーリス・ベジャール/音楽:ユダヤの伝承音楽 エリザベット・ロス ジル・ロマン ベジャール作品はBプロでみたちょっと俗っぽいものよりも、民族色や宗教色の強いそれでいてシンプルなものが好きなので、この作品もとても興味深かったです。 薄化粧、センターパーツまとめ髪、白いドレスのロスはギリシア彫刻のようで美しく、対するユダヤの帽子をかぶりロスの周りをぐるぐる廻るジルはちょっと不思議な感じで、バレエリュスの『結婚』をすこし思い出しました。 この手のベジャール作品を見るたびに述べている「悩みを抱えているときに見る現実的な夢のようでもあり、夢をみているような現実でもあり、なんだか不思議な浮遊感とインパクト」はここでも健在でした。 『グラン・パ・クラシック』 振付:ヴィクトール・グゾフスキー/音楽:ダニエル・オーベール ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル ポリーナとフォーゲルがこの作品を踊ると知り、驚きました。 グランパクラシックってテクニックに絶大な自信を持つ人しか踊ったらいけないんじゃないの!? ポリーナのシンプルな黒いクラシックチュチュもキレイだったんですよ、踊りもそれなりにまとまっていたんですよ。 でもこの作品のもつ、安定したテクニックに下支えされた荘厳さと華やかさが足りませんでした。 うーーーん。 この二人はBプロの印象が強すぎました。 特にアレクサンダー大王であんなにシャープだったフォーゲルが、クラシックを踊ったとたん、いつものもっさり君に戻っていたので、おばちゃんはひじょうに残念です。 『TWO』 振付:ラッセル・マリファント/音楽:アンディ・カウトン シルヴィ・ギエム 進化するダンサー、シルヴィ・ギエムはこの作品を見て欲しいのでしょう、私は今回で2回目です。 初回2007年、神奈川県民ホールのフラット気味な前列で見上げていたら、なにが起きているのか全くわからず、「金返せー」状態でブログに書く気すら起きませんでした。今回もちょっとイヤイヤ・・・ しかし今回5階席(←それでもやっと入手)からの感想は、 あれっ、こんなにおもしろい作品だったっけ(はぁと) そういえば、前回2階席でみていた知り合いは、めちゃおもしろかったぁ、と言っていたもんな(遠い目)。 光と暗闇の全体を見渡せなければ意図が全く伝わらない作品なのでした。 上空から降りた2メートル四方の光の箱の内側に、さらに1メートル四方のブラックボックスがあり、その真っ暗な闇の中心でギエムの自由自在な動きが、すばやく光と闇を切る。 さて、バレエボーイズやマリファント作品と踊るギエムの手の残像が見えるのは、光の加減のせいか、はたまた驚異的な動きのせいか。 『ソナチネ』 振付:ジョージ・バランシン/音楽:モーリス・ラヴェル オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ オレリーはソフトピンクのスリップドレス、ルグリは淡いブルーのブラウスに同色のタイツ、チャイコフスキーPDD大人版のような軽やかな衣装をまとった二人。 世の中にこのペアのファンがたくさんいるんですよね。私もそうです。 でも意を決して書きます。 なんでこんなにつまらないんだー。 若手ならまだしも・・・(パリオペのジュエルズもひどいな) いえ、ルグリは端正でキラキラしててよかったのですよ、でもふたりの動きが微妙にずれているような気がするのは、やはり音楽性の違いか。 オレリーにはプレルジョカージュがぴったりですね。 バランシン作品は音と同化するとこれほど美しいものはなく、そうでなければとたんにつまらないものになってしまう、怖い作品だなとつくづく思います。 『海賊』 振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン きゃー、かわいい。 白い衣装のメドューラとアリは初めてみました。 『海賊』というよりも妖精。 ティンカーベルみたいに金粉まき散らしながら飛んで行ってしまいそうな可愛い二人です。 Bプロで沸かせた超・超絶技巧もここでは抑え目にしつつ見せ場をつくり、丁寧にきっちりと踊ってくれました。 こういうちゃんとしたクラシックをみるとうれしくなりますね。 A、B、ガラ、3公演でこの二人が踊った中で一番好きです。 第三部 『ラ・シルフィード』 振付:オーギュスト・ブルノンヴィル/音楽:H.S.レーヴェンスヨルド ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ サラファーノフの少年ぽさを残した細いからだに、ジェームズのキルトスカートが映えていました。 スカートが似合いすぎだよ、サラファーノフ君。 速くて複雑なパも、彼の細くて長くて機敏な脚のおかげで一つ一つが鮮やかかつしなやかで、とても見ごたえがあり、ジェームズのソロってこんな素敵な踊りだったっけ?と思いました。 いままで見たジェームズの中で、見た目も踊りもNo.1! オシポワのシルフィードはよく跳びます。 ふぅんわりというより、ピョーンなので、元気のよいいたずら好きなシルフィードといった風情。 このペアのこの演目もA、B、ガラ、3公演をみたなかで一番好きです。 『アルミードの館』よりシャムの踊り 振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:ニコライ・チェレプニン ティアゴ・ボァディン 美しいブシェの影になっている控えめなボァディンが何故にソロで踊る??? そのわけは、スポットライトの真中に妖しく繊細で内に力を秘めたボァディンの姿でわかりました。 バレ・リュス100年を記念してノイマイヤーが振付けた、1909年バレ・リュスパリ公演の最初の演目の翻案で、ニジンスキーが踊ったパートらしいです。 踊りはもうほとんど記憶にありませんが、タイシルクみたいな光沢の長いジャケットにパンツ姿でキリリと客席を見つめていたボァディンの眼差しだけ残っています。 気迫とか、精神とか、そういう目に見えない何かが伝わってきて、ソロも納得の作品でした。 『マクベス』 振付:ウラジーミル・ワシーリエフ/音楽:キリル・モルチャノフ スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ とにもかくにもザハロワの「脚」 後ろから伸びた長~く美しく妖しい脚がからめ取られたマクベス こんな蠱惑的な脚にたぶらかされたら悪行を重ねないわけにはいきません。というくらいの脚の表現力に圧倒されました。 ザハロワ、いつの間にっ!って感じです。 ウヴァーロフはやつれた面持ちと動きでマクベスの苦悩や葛藤を表現していたのはいい意味で驚きました。 そしてザハロワ、彼女の並外れて完璧な容姿に『カルメン』のような庶民的なファム・ファタルはあまりしっくりきませんが、高貴なファム・ファタルはぴったり、ハマリ役です。 脚だけではなく腕の表現力も凄くて、なんとなく「スペードの女王」のリエパを思い出しました。 ザハロワのコンテンポラリー作品をもっと見たいです。 それにしてもザハロワとウヴァーロフは華がありますね。 血なまぐさそうな演目だけど、造形美にうっとり。 『ロミオとジュリエット』より "寝室のパ・ド・ドゥ" 振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ レイエスのジュリエットはものすごく少女っぽくて透明感に溢れキラキラしていました。 しかも聡明で明朗活発なジュリエット。少女役にありがちな(嘘くさい)愛らしさや儚さや子供っぽさは微塵もありません。 これはとてもうれしい発見でした。 カレーニョはロミオにしては洗練された大人の男すぎて、初夜には見えん(笑) でもキラキラ聡明少女ジュリエットをだましているようにはみえなかったのは、カレーニョの誠実な人柄あってこそか。 次のABT公演でのレイエスが楽しみです。 『じゃじゃ馬馴らし』 振付:ジョン・クランコ/音楽:クルト・ハインツ・シュトルツェ マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ 2日前の『オネーギン』で賢夫人タチアナの切なさと毅然とした姿を見事にみせてくれたアイシュヴァルトが一転、今度はガニ股のお転婆(というより下品。笑)娘に大変身。 そしてどんどん情けなくなっていくオネーギンだったバランキエヴィッチは、いきなり豪快な男くさーい男に。 この清清しいほどの落差はなんなんでしょう? もちろん見ているこちらは楽しくてずっと笑っていましたし、緩急織り交ぜが踊りもキレイでした。 Aプロではラインの美しい正統派クラシック、Bプロでは『オネーギン』で別れのドラマ、ガラでは喜劇と、 いろいろなタイプのバレエで客席を惹きつけ、しかもどれも超一級! 本当に芸達者なシュツットガルトの二人、お見事でした。 第四部 『パリの炎』 振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ ちょっと地味めなサレンコとコンヴァリーナが、Bプロでコチェトコワ/シムキンが爆発的人気を集めたこの演目とは。 なんとチャレンジャーな・・・でしたが、そんな心配もなんのその。 サレンコが実はテクニシャンということが発覚し、会場から温かい拍手が溢れていました。 軸がぶれずスピーディーで、かつ勢いだけで廻っているのではない証拠に音にぴったりだったサレンコの32回転は、3公演見た中で誰よりも丁寧で美しい完璧な32回転だったと思います。 これもうれしい発見でした。 サレンコ、もっともっと見せてね。 『三人姉妹』 振付:ケネス・マクミラン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー マリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス 前回のバレエフェスでみたロホとイナキのこの場面は踊りも雰囲気もそれはそれは暗くて重くて・・・ (あれでロホが苦手になったんだよなぁ。遠い目) ロイヤルバレエはあまり得意ではないので、この作品自体興味がなく、全幕でも見たことはありませんが、 今回ソレアスは手足が長くて小顔なので軍服がとても似合ってる。って、この役が軍人だったとは! イナキの時はてっきり郵便配達の人かと思い込んでいました。 これを見なければヌニェスとソアレスの良さを私は一生わからないままだったでしょう。 プティパもバランシンも二人の魅力を引き出す作品ではなかったのでは。 ロイヤルらしい演劇バレエが今の二人にぴったり合っていました。 演目選びって大切ですね。 『ザ・ピクチャー・オブ』 振付:パトリック・ド・バナ/音楽:ヘンリー・パーセル マニュエル・ルグリ ルグリの体は本当によく動くなぁ。 しかも音にあわせてしなやかに、でも歯切れよく。 それを当たり前のようにさらっと踊ってしまうから、本当に凄いと思います。 一緒に踊る女性ダンサーは大変だ。 すみません、疲れてきていて、こんな感想しか残っていません。 『ロミオとジュリエット』 振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ オレリー・デュポン ローラン・イレール オレリーとイレールのプレルジョカージュはやっぱりいい。 美人だけど面白みのない(ごめん)オレリーが、イレールと踊るととたんに女を感じさせるから不思議です。 これが化学反応? 凄く迫るものがありよかったのですが、お互いの死を受け入れるまでの動きやナイフを手首にあてての自害など「死」の描き方があまりにも救いようがなく、やり切れなくなりました。 この物語なので当然といえば当然の結末とはいえ、ズドーンと暗くなりました。 それにしても、ちょっと、こらぁ、ローランにボロ着せるなっ! 『春の声』 振付:フレデリック・アシュトン/音楽:ヨハン・シュトラウス アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー 誰もが一度は耳にしたことがあるヨハン・シュトラウスのワルツの調べにのって、コボーに高く抱えられたコジョカルが手から色とりどりの花びら(のような紙)をハラハラを散らしながら颯爽とあらわれたのを見て、さっきまでグレーにどっぷりと使っていた心が、一気にバラ色に。 怪我での休業を経験したコジョカルはそれまで以上に踊る喜びに満ち溢れているような気がします。 しかもコボーのサポートで踊ると、ふんわりと柔らかでしなやか、でも動きの一つ一つがクリアで、本当に本当に可愛いさ倍増。(ルグリとは合わなかったような・・・) コジョカルたん、萌え~(古っ) 私も一緒にワルツを踊りたくなりました。 やっぱりバレエって、見る人に幸せや希望を与えてくれないと、ね。 『ドン・キホーテ』 振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス 上野水香 デヴィッド・マッカテリ うーん、これはヌレエフ版でしょうか? 高いリフトやくっきりとしたパ・ド・ポワソンなど見せ場満載の華麗で豪快なポリショイのドンキを2回も続けて見せられた後にはなんとも・・・ 上野水香の軸のぶれない32回転は見事でしたが、途中で扇子を広げたりたたんだりと小技をきかせようとしたのがかえって中途半端な印象で、加えてラインが崩れてしまいあまり美しくありませんでした。 この方は体型に恵まれていてテクニックもそこそこなのに、音のとり方や体の力の入れ方に変な癖があってとても残念です。 マッカテリも同じく体型に恵まれていますが、ここぞというときのキメが弱く、なんだか「ふたりとも体型がもったいない」なフィナーレでした。 さて、ガラに賞をつけるとしたら これぞクラシックバレエの心!賞 『ジゼル』アニエス・ルテステュ/ジョゼ・マルティネス(パリオペラ座バレエ) とにかく幸せバラ色ニコニコ賞 『春の声』アリーナ・コジョカル/ヨハン・コボー(英国ロイヤルバレエ) 美しすぎる脚賞 『マクベス』スヴェトラーナ・ザハーロワ 『いにしえ』エレーヌ・ブシェ 『ラ・シルフィード』レオニード・サラファーノフ 芸達者賞 『じゃじゃ馬ならし』シュツットガルトの二人 やっぱりすごいなぁ賞 『TWO』シルヴィ・ギエム 意外な発見がうれしかったで賞 ABTシオマラ・レイエスの聡明なキラキラジュリエット 実はテクニシャン、ベルリンバレエのヤーナ・サレンコ 新人賞 アメリカで頑張るロシアの若手、 マリア・コチェトコワ/ダニール・シムキン すっかり販促されました賞 オーストラリアバレエ/シュツットガルトバレエ 来年はやめようかとおもったけれど、やっぱりアニエスのジゼルとジョゼのシンデレラ継母は見たいパリオペ。 バレエダンサーのみなさん、素晴らしいパフォーマンスをありがとう。 実は8月17日には世界バレエフェスティバルの千秋楽『オマージュ・ア・ベジャール』も見ました。 とてもよい公演でしたが書く気力が・・・
by mucco
| 2009-08-16 23:30
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