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2008年 02月 23日
mican-lingoさんの日記で、時を越えて存在するものの愛おしさを再確認した。 そう、micanさん曰く ひっそりときれいなもの。 自分のまわりにひっそりきれいなものはあるだろうか? あった。 毎日身に付けている腕時計。 高級腕時計のまったく似合わない骨細すぎる手首に、このひっそりがなぜかしっくりときた。 同じものがもうこの世に存在しないかもしれないと思うとまたたまらなく愛おしい。 金色は '50年代のオメガで18金。 1996年春ごろプランタンのアンティークウォッチフェアにて発見、お店の方がパリで仕入れてきたばかりだった。 黄変や傷でひどいものも多い50年代ウォッチの割にケースに傷がなく、しかもこの状態にしてはかなりお手頃価格だった。 とは言っても20代半ばの娘っ子にはやはりそれなりに高く、悩むこと30分。 きっとあまりの欲しさに おめめキラキラ していたのであろう、 お店の人が「本当に大切にしてくれそうなので」と3万円お勉強してくれた。 もちろんベルトも18K。 お約束どおり大切にしてます。 革ベルトは '70年代オメガのデッドストック 1994?95?年頃、ロフトのTicTacにて。 ショーケース内から「私を買って~」と見つめていた。 2日悩んだ末、ロフトに電話しておとりおきしてもらい私のものに。 偶然二つともオメガ。 特にオメガ好きというわけではないけれど、お手頃で質のよい女性用アンティークウォッチはオメガに多いような気がする。 二つともオーバーホールのお値段がそれなりに高い。 アンティークウォッチを持つということは維持費がかかるということなのだ。 ケチなのに…
by mucco
| 2008-02-23 20:12
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