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2016年 03月 13日
素晴らしい。 それしか言えない。 19世紀後半の誕生からオートクチュールを支えてきたクチュリエ、職人、大富豪のみなさん、ありがとう。 ガリエラ宮パリ市立モード美術館、三菱一号館、スポンサー企業のみなさん、ありがとう。 ファッションの創造性や手仕事の尊さを知り、敬意を払っている東京近郊在住の読者さんは、時間を作り無理してでも足を運んで欲しい。 絶対満足できる圧巻の展覧会です。 『PARISオートクチュール -世界で一つだけの服』展 どれをみても、心の中で「わー、きゃー、すごーい」と大騒ぎだったが、そのなかでも特に印象に残ったものを。 *****muccoのつぶやき(ネタバレ注意!)***** 第1章 ・ウォルトのケープと、ラクロワのコートドレス、すごく大きい。お客様は大柄だったのか? 一昨年みたバレエリュス・男性ダンサー用衣装並みの大きさだ。 ・ラクロワ、す~ご~い!この手間隙かけた豪華さ、非日常性をプレタポルテに落とし込むほうが間違いだったのかも。パリ・オペラ座バレエの衣装担当が正解。 第2章 ・ヴィオネのギリシャ風シルクモスリンドレス、重ねた生地から生まれるグリーンのグラデーションがきれい。もちろん細工も。 ・そういえば、ルサージュ工房で修行経験のある読者さんがいらっしゃいましたが、お元気でしょうか? ・ジェロームのイブニングドレス<楽園>はあまりのすごさにガラスケースにへばりつくほど。アールデコのシンプルな直線ラインに、幾何学模様のビーズ刺繍とマトラッセが全面に施されたクラクラするくらい手の込んだドレス。同じようにガラスケースにへばりつきそうだった年配の見知らぬ女性と顔を見合わせ、二人で「すごいわね~」と笑ってしまう。 もちろん当時の技術ではクリーニング不可、数回きたらおしまいのドレス。当時のアメリカ大富豪の羽振りのよさが伝わる。 ところで、アールデコ様式かつロストジェネレーションのころだから、ダンスはチャールストン?でもこれ着てチャールストンは踊れないよね? 第3章のみフラッシュなしの撮影可。広い。 ・1930年代のドレスと、オマージュ。 ・ゴルチエとスキャパレリを一緒に。 ・ヴィオネとアライアのダースベーダー。いや、ダースベーダーが真似したのだろう。アライアの技術、必見! ・スパキャレリの手袋、ぷぷぷ。 ・この場で見ると、シャネルのオートクチュールが並外れて動きやすそうで実用的に見える。この塩梅があるからこそ、今も生き残り、オートクチュールを支えているのだろう。 第4章 ・ジャンルー・シーフの写真で超有名なサンローランのドレスを初めて見た。まわりこんでフロントも見る。前後でストイックとエロティックを表現し、まさにイヴ・サンローランの真骨頂。 それにしても背中のシャンティイレースの繊細なこと。このレースを見た後は、普通のレーススカートが安物のカーテンにしか見えない… 第5章 ・んまー、マックイーン時代のジヴァンシーのパンタロンスーツ!んもー、かっこいい!肩のはぎとか、ジャケット裾の裏地とか、バイアスのポケットとか。セヴィル・ローで鍛えた職人技。 第6章 ・ニュー・ルックの代名詞<パルミール>はシンプソン夫人のドレスだったのね。 ・そうだ、ムッシュ・ディオールは千鳥格子好き。 第7章 ・パコ・ラバンヌの実物は迫力満点。 第8章 ・クリストバル・バレンシアガの凄さを再確認する。 ・最後の最後に粋な計らい。ものづくりにかかわる人だったら、泣けるだろう。 妄想タイム ・着たら似合うかも。 1、バレンシアガのピンクドレス+羽根ペティコート。 あの襟ぐりの狭さと袖の形は、ここ数年Tシャツとしても再現されている。あのTシャツ、似合うのよ。V&Aでも褒められたし。 2、ヴィオネのギリシア風ドレス 優しいグリーン系、ストーンとしたラインなら任せて。肩甲骨も二の腕も大丈夫。ただし胸の開きが大きかったら無理だ。(背中向きでガラスケースに入っていたため、フロントは見られなかった。) ・身長170cm&股下85以上あったら絶対に着てみたいジヴァンシーbyマックイーンのパンツスーツ。 ・似合わなくて着てみたい。 YSLの背中レースリトルブラックドレスに決まってるでしょ。 『PARIS オートクチュール -世界で一つだけの服』展 丸の内・三菱一号館にて、5/22まで。 *****おまけ***** お気に入りのグッズはミニダブルフォルダ。便利なのよね、これ。 働くココ・シャネルの手の写真だけれど、なんだかあれに似たデザインだぞ。 やっぱり。 シャネルの箱に似せてある。 こういうおふざけをエスプリって言うのでしょうか。ふふふ。
by mucco
| 2016-03-13 22:00
| 観劇・美術館
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