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2011年 08月 20日
バッキンガム宮殿一般公開は15分ごとに1グループで入場します。 入場時間の20分前になったので、前のグループの列の後ろに並んでいたら・・・運よく入れてもらえました。 入場前に係のジェントルマンが入館に際しての注意事項を説明します。 「この先でセキュリティチェックをしていただきます。」 「写真撮影や飲食は禁止です。」 「トイレやベビーケアは最後まで行かないとありませんから我慢してくださいね。」 まずは空港ゲートの同じような荷物とボディのチェックを受け、そのあと館内ガイドマシンの貸出コーナーへ。 ガイドはチケット代に含まれていて、もちろん日本語でセッティングしてくれます。 宮殿に入ったらグループに関係なく、自分のペースで進むことができます。 写真撮影禁止でしたので、英王室The Royal Collectionサイトのバッキンガム宮殿公式諸間19室一般公開をご覧ください。 いや~、当たり前だけど、The State Room 立派です。 華美ではない豪華さ、と言えば伝わりますでしょうか。 どれもこれもとんでもなく手のかかったものばかりですが、ギラギラとした派手派手しさがなく洗練された様子に、現在進行形で使われている公式諸間であることが伺えます。 そしてここでもいろんな名作が One of Them 扱いでした。 絵画の間では、1~2畳ある大作がでで~んとある中に、フェルメールがちょこんと。 おやっ、ここにいたんですか?と思ってしまうほど。 オランダからの献上品だそうですが、その当時、フェルメールはあまり評価されていなかったらしく、もらった王はその価値に気がつかなかったとか。 「今ではこの王宮で最も価値のある絵画です。」 そりゃそうでしょう。 お待ちかね、キャサリン妃のウェディングドレスは見せ方がニクい! 薄暗くした大広間の真ん中を高くしてドレスとヴェールを配置し、その周りを天井から円形に吊した極薄の黒っぽいオーガーンジー(?)が囲い(巨大な蚊帳を想像してください)、スポットライトで照らされています。 これだとたくさんの人が360度方向から見ることができるんですね。 ミルクホワイトのドレスとヴェールが浮かんでいるようで、とても幻想的でした。 ダイアナ妃のいかにもプリンセスなボリュームたっぷりのゴージャスなウェディングドレスを知っている世代からすると、キャサリン妃のドレスは映像で見る限り スカート横から後方にかけて一枚一枚パネルになっていて、トレーンのヘム部分がピターっとしてすごくすごくすごくキレイ。 シルクタフタ地のミミを使った思うのですが、どうしてあんなにキレイなのかと。 一体どれだけの布を使ったのかと。 (布オタクや洋服を作る人でなければわからない話ですみません・・・) ヴェールやドレスのすそ、肩、そでにあしらわれたレースはキャサリン妃のために作った柄だそうで、イングランドのバラ、スコットランドのあざみ、ウェールズの水仙、北アイルランドのクローバー、とイギリスを構成する4地方を象徴する花が織り込まれています。 ちなみに靴(Alexander McQueenの布タグ付)にも同じレースが縫い付けられていました。 このレースはハンプトン・コート宮殿の一角に位置するロイヤル・スクール・オブ・ニードルワーク(英国王立刺繍学校)のスタッフたちが手縫いで仕上げたもので、レースと糸を美しく保つために、スタッフたちは30分ごとに手を洗い、また3時間ごとに針を交換したというのですから、どれくらいの手の込みようかが伝わると思います。 これはイギリスの伝統的な手工芸を大切にしたいというキャサリン妃の思いから生まれたドレスだ、とデザイナーのサラ・バートンが語っていたのが印象的でした。 それにしてもキャサリン妃は相当体を絞り込んだことでしょう。 ウエスト、ほっそーい! 以前アルマーニ展で見たハル・ベリーのドレスと同じくらいウエスト部分が細いのには驚きました。 結婚式で身につけていた Something Borrowed エリザベス女王から借りたティアラ(カルティエ製)も、ものすごくキレイ。 きれい、キレイ、綺麗しか言葉の出ないそれはそれは美しい特別展示でした。 追記:キャサリン妃のウェディングドレス特別展示についてはこちらでさらに詳しく The Royal Wedding Dress -A story of Great British Desigh The State Room19室の見学を終え、外に出ると、そこにはカフェ。 目の前に広がる広ーい広ーい庭園を眺めながら、みなさんくつろいでいますね。 お茶するのもいいけれど、食べ物はサンドウィッチとかアイスクリームとか冷たいものばかりで(当たり前か)ちょっと食欲が湧きませんでした・・・ ここからは写真撮影可能です。 「オフィーリア」が浮かんでいそうな庭園内の水辺。 ゆっくりと庭園の中を通って宮殿を後にしました。 女王陛下、とても貴重なお部屋やお品を見せていただき、ありがとうございました。
by mucco
| 2011-08-20 10:05
| ロンドン一人旅2011
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